経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて: (学研)

  • 株式会社Gakken (2024年6月16日発売)
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    以下、印象に残ったことのメモ。

    自己投資するべきもの=時間と投資するべきもの
    1知識
    2スキル
    3経験
    4人間関係
    5時間

    稼いだお金はおおらかに使うといい。特に自分への投資を絞ると将来の自分が貧相になってしまう。自己投資の中身は、①知識、②スキル、③経験、④人間関係、⑤時間、だ。


    人間関係
    まずは人の話を最後までしっかり傾聴する
    自分の話はしない
    自分の話をしようとするとどうしても、自慢話になってしまう

     先ず、よくある疑問だが、「経済学部の最優秀に近い学生は、実業界に就職したら大いに稼げるだろうに、どうして経済学者を目指したりするのだろうか。それは、経済原理に反していないか?」というテーマがある。
     効用関数は融通無碍なので「経済原理に反する」ということはないのだが、一見、不思議な現象ではある。
     それは、「経済学の研究に加わっている自分と、仲間内から貰える賞賛に大きな価値があると感じるから」だろう。「フェラーリを一台貰うよりも、いい論文が一本書けて最高レベルの学術誌に採用され、仲間に賞賛される方が遙かに嬉しい」と思う経済学者は少なくあるまい。
     「仲間内の賞賛」は、大きな経済価値の期待値に勝る喜びなのだ。

    組織外への影響を考慮することができずに、内部での評価を求めたことによる結果
    • 優秀な官僚が、一般社会から見ると、だめな政策を推し進める
    • 証券マンが顧客を騙す

    若者でも高齢者でもいい。孤独な人物を見つけたとしよう。彼(彼女)に「場」と「役割」を与えて、仲間内から評価されるような仕組みを作ると、いわゆるマインドコントロールはそう難しくなく可能なのではないか。
    厄介なのは、対象者側でもそうした場を求めている場合があることだ。退職した高齢者についてしばしば問題になるのは、会社という場を失った彼(彼女)に居場所がないことだ。

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著者プロフィール

経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業、三菱商事入社。その後、野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、UFJ総合研究所など12回の転職を経て現職。雑誌、ウェブサイトの連載やテレビ出演多数。『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(文響社刊・共著)、『マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方』(講談社刊・共著)など著書多数。


「2022年 『マンガでわかる 世界でただひとつの株式投資入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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