無垢の時代 (岩波文庫) [Kindle]

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  • 岩波書店 (2023年6月15日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 1870年代のニューヨークを舞台に恋人のメイと婚約した若者ニューランドがヨーロッパの伯爵に嫁いだものの夫とうまく行かずにニューヨークに帰ってきていた幼馴染のエレンと再会するというお話。

    三角関係の物語はそれほど魅力的ではないけれど、それよりも、人々の考え方、服装、風景、室内の様子、行事の様子などがこれでもかというくらい細かく丁寧に描写されていて、真の主役は新しい時代に突入しようとする19世紀後半のニューヨークという街そのものではないかという感じの作品でした。

    ピューリッツァー賞を受賞しているのも納得。

    アメリカって歴史の浅い国なのに19世紀後半の上流階級のニューヨーカーたちはかなり保守的で、ヨーロッパに対してネガティブに反応しているところがなかなか興味深かったです。

    洋服も最新のものを着るのは下品で、パリで買った服は2年間寝かせてから着るみたいな話とかも面白かった。

    ちなみに三角関係のお話はラストにかけて妻が怖いのと、時代を超えて描かれるラストシーンがなかなか良かったです。

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著者プロフィール

(Edith Wharton)1862~1937。ニューヨークの富豪の家に生まれる。1905年、ニューヨークの上流社会を批判的に描いた『歓楽の家』がベストセラーとなる。21年『無垢の時代』でピュリッツァー賞受賞。本作はマーティン・スコセッシ監督で93年に『エイジ・オブ・イノセンス』として映画化された。他の作品に『イーサン・フロム』、『夏』など。

「2025年 『幽霊 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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