オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~(サーガフォレスト)2 [Kindle]
- 一二三書房 (2024年6月14日発売)
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感想 : 6件
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感想・レビュー・書評
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なろう系シリーズ2冊目▲オルクセン王は、聡明かつ穏健な牡!オーク族の悲願達成と臣下国民のため狡猾な策をも弄す‼対エルフィンド開戦にも⁉▼うまそうに焼きドングリを食べるのだが…今度、焼き栗に白ワインを合わせてみよう♪開戦の刻を待ちきれずコミカライズから原作へ移行したのに…⁉これでもかと戦争準備と補給重視の備えをぶっこんできた。南北戦争の戦訓までいれた近代軍とハイファンタジの戦いがようやく始まる!タイトル回収までしてしまい、ここまで用意周到ならば、ナレ大勝利か、死闘を繰り広げるかの2択だろうな…(2024年)
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如何にしてオルクセンはエルフの国に宣戦布告するに至ったのか
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あとがきにもある通り、とにかく戦争準備の巻。兵站って、本当に大変、生命線だと実感。よく考えたら、民族大移動に近い。オークだからこその物量感により、殊更意識させるのかも。面白い作品。
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ロジスティック、ロジスティック。食糧、兵器、弾薬、招集、平時から軍事への編成、鉄道による兵員輸送、軍令、会計システム、物品管理システム等普仏戦争を模している。対戦相手のエルフィンドは地政的にはデンマークでありデンマーク戦争であるが。
過去の戦争として、イタリア統一戦争を模した戦争が登場している。エルフィンドとの開戦の契機は、エムス電報事件のもじりか。 -
星は4.5。
ラストでタイトル回収。
ディネルースの嫉妬深さとそれを悪くないと断じるグスタフ王に草。
作者が今巻までで完結してもいいと思ってたとあとがきにあったが、
それも頷ける開戦までの丁寧描写よ。書きたかったことはこれだ感が強い。
次は白エルフ側からの描写かな。
(Web版は未読
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