会社四季報プロ500 2024年 夏号 [Kindle]

  • 東洋経済新報社 (2024年6月17日発売)
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  • 今週「会社四季報 2024年夏号」発売。




    そして「会社四季報 プロ厳選の500銘柄 2024年夏号」も発売。





    「新時代に躍進!最強の日本株徹底分析」とあり、3月以来モヤモヤした相場になっている日経平均株価に光は見えるか気になって読んでみた。





    12のテーマから最強の日本株に迫っている。




    1.好業績


    2.高配当/連続配当


    3.収益性向上


    4.海外投資家


    5.エネルギー新時代


    6.企業改革


    7.インフレ転換


    8.シリコンサイクル


    9.経済再開


    10.政策関連


    11.注目技術


    12.大化け期待





    大化け期待では、「もしトラ」「インド深耕」「リニア新幹線工事」などの関連する銘柄が載っている。





    そう言えば今年は「パリ五輪」開催。





    さまざまな競技から新たなスターが生まれるだろうということで、ミズノ、アシックスなどスポーツ用品店メーカーに思わぬ波及効果が生まれる可能性があるそうだ。





    「猛暑関連」では、サッポロ、アサヒ、キリン、コカコーラBJH、ライフドリンク、ダイキン工業など定番の銘柄が登場。




    赤い字で強調している見慣れない銘柄があった。それはKHネムケム。




    旧共和発酵が発祥の企業で、エアコンなどの冷媒に混ぜる冷凍機油原料の世界シェアが高く、基礎化学品や化粧品原料、液晶・半導体製造向け電子材料も作っている。




    予想株価トレンドは「ボックス」になっている。





    注目技術では薄くて曲げられる特徴を持つ「ペロブスカイト太陽電池」だ。





    今年になって、特に先週はアゲアゲ相場になっていた伊勢化学工業。活きが良いので密かに「伊勢海老」と呼んでいる。





    その伊勢化学工業は、「注目銘柄250」の中に載っている。





    何がすごいのか。それは、国内首位、世界でも大手のヨウ素サプライヤー。




    株価見通しとして、ヨウ素は市況堅調と円安効果が寄与。営業増益。テーマ性強く、折りにふれ物色続く公算。





    株価は5月31日現在の2万4090円。出版物なので、データを載せてから印刷、運搬、発売に至るまで時間がかかり、どうしてもデータにタイムラグが生じる。







    去年は数千円台をさまよっていたから、こんなに大化けするとは思ってもみなかった。





    当分の間、上がったり下げたりの相場になるかな。




    上がり続けるには燃料源がないと難しい。

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著者プロフィール

東洋経済新報社(トウヨウケイザイシンポウシャ)


「2022年 『就職四季報 優良・中堅企業版2024年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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