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本 ・電子書籍 (200ページ)
感想・レビュー・書評
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先日は司書さんのレファレンスサービスの
話を読んだばかりだけれど
今回は書店員さんのお話。
様々なエピソードがある中、こんな本を
お勧めしました、という本。
司書さんの時も思ったけれど
探している本そのものずばりではなく
その奥にあるお客さんがほんとはこうしたいんだろう
の部分をくみ取って、本を勧めているところ。
いいですね。基本的に本は図書館で借りて
読んでいる私だけれど、こんな風に
お勧めしてくれる書店員さんがいるなら
ちょっと行ってみたい気がする。
某大型書店とかアルバイトの若い人ばかりで
本とか読むのかなぁっていう人も多いし
本の相談をしてもどうなんだろう?偏見?
でも、ちょっと気になる本屋さん、
行ってみたいね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
書店員さんが書いた本を読むたびに、電子書籍で読んだことに後悔する。本書も書店員さんに問い合わせられた質問やら何やらでお勧めの本を紹介するエッセイ。本書で紹介されている本で、自分で読んだ本は何冊かしかなく、他に紹介されている本も読んでみたくなる。それにしても、書店員さんの本は文章、ストーリーが上手い、本をたくさん読んでいるからだと思う。
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雑誌連載をまとめた本ということもあって1話1話が絶妙にいい長さでさくさく読めた。おすすめの本もエピソードも良くて、時にうるっときた。書店員の方ならではの本ですごく好きな1冊になりました。
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書店員さんの日常とオススメ本。
どんなお客さんが来て、どんな問い合わせをされ、どういう気持ちでオススメしたかが書かれているから、本がおもしろそう!と思うより、そのエピソードを見て読みたくなる本がたくさん。
町の本屋さんにこういう書店員さんがいたらいいな、たまには本屋さんにも行ってみようかな、と思わせてくれた本。 -
この時代、お客さんに話しかけるのも難しいだろうに、どんどん話しかて、本をオススメしている様子がとても楽しかった。
こういうときには、この本といったオススメ本もたくさん紹介されていて、読みたくなりました。 -
一つ一つのエピソードが短くまとまっていて非常に読みやすく、いつまででも読んでいられると思いました。おすすめの本も記載されており、気になる本がいっぱいです。
本のタイトルが、「家政婦は見た!」みたいに、どれだけ衝撃的な内容なのかを煽るようなものになってしまっていますが、サブタイトルに「小さなドラマ」とあるように、ごく普通のお客さんとの交流が書かれています。
些末なところで気になったのが、それぞれのエピソードで、お客さんとの会話の後、本をお勧めするのですが、じゃあそれを買って帰りますね、と即決する流れになっているところ。当然のことながら、現実には買わずに帰られる方も多いと思いますし、自分もケチな性分なので、読みたい本はブックオフで安く出てないかなとか、まず探してしまう人間なので、この本に出てくるお客さんのようにどんどん本を買うことで読書文化を支えていかないといけないなぁと、若干反省もしつつ、心の重しにもなってしまいました。 -
エピソードとまつわる本の紹介と、とても参考になった
自分で本屋に行ってても見つけないタイプの本や新しい興味を見いだせる一冊でした -
一言で言えばくせが強い書店員というか、人情ドラマが過ぎるきらいもあるが、選書リストも備わっているのはよかった。