トヨタの子 [Kindle]

  • 講談社 (2024年6月13日発売)
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本 ・電子書籍 (664ページ)

感想・レビュー・書評

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  • これはスゴかった。

    力作の大作の意欲作だ。
    今年のベスト3(オレ選考)に入るかも。

    企業小説でもあり、青春小説でもあり。
    まさに涙あり感動あり、ちょっと笑いもあり。
    クルマ好きも喜ばせてくれる。

    実在の(御存命の)世界的大企業トップを、フィクション世界でここまで大活躍させてしまうとは・・・。
    かなりの挑戦的作品ではないでしょうか

    ずっとニッサン党でありますが、ちょっとトヨタが好きになりました。

  • 図書館で見つけて、
    なんとなく借りてみたけど
    良かったわぁ

    私はニュースも見ないし
    現実のトヨタの話は何も知らない
    社長が誰かも知らない
    呆れられるくらい何も知らん
    この本は、私みたいな無知な奴に
    1番向いてると思った

    タイムリープという現実にない状況を
    入れてくれたことで
    物語を読みながら、実際のトヨタについて
    理解できていくのが
    押し付けがましくなくて良き!

    ただただ車が好きなだけな社長
    車のことを知りたくて
    テスト走行やレースにまで
    社長自ら出てるなんて
    そんな人が社長やなんて素敵やんっ
    と、素直に感動

    (でも確かに社長がレース出てるんも
    道楽やと思ってしまったら
    非難されるのも納得)

    セリカ、スープラ、ソアラなど
    懐かしい車が沢山出てきて
    「確かに昔は車好きな男性が沢山いて
    みんな自分の車を愛してたよなぁ
    みんなキラキラしてたよなぁ」
    と当時を思い出して懐かしくなった

    今の電気自動車や自動運転は
    安全やったり地球に優しかったり
    色々便利なんやろうけど…

    ミッションの車を乗りこなす男性達
    まじでカッコよかった
    なんてしみじみ感じてしもた

    これドラマ化して欲しいなぁ
    日曜劇場とかでリアルに丁寧に
    作ってほしい

    昔の車ガンガンでてきたら
    昭和世代に刺さるよー





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著者プロフィール

『私の結婚に関する予言38』(宝島社文庫)にて第3回日本ラブストーリー大賞のエンタテインメント特別賞を受賞し、2008年デビュー。近著に『ブラッド・ロンダリング』(河出文庫)。そのほか、「原麻希」シリーズ(宝島社)、「新東京水上警察」シリーズ、「海蝶」シリーズ(ともに講談社)、「十三階」シリーズ(双葉社)、「警視庁53教場」シリーズ(KADOKAWA)、「感染捜査」シリーズ(光文社)など著書多数。

「2023年 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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