キラキラ共和国

  • Audible Studios/幻冬舎 (2024年12月6日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 『ツバキ文具店』の続編です。
    前作より代書屋の鳩子の気持ちが、より強く描かれていました。
    人は誰しも心に傷があり、日々葛藤して生きていることを感じます。
    人と人の関係の大切さ、難しさ、悩ましさ、感謝の気持ちを気付かされます。
    今回も文章が上品で、心がふんわりとなれる作品でした。

  • 小川糸の小説『キラキラ共和国』は、前作『ツバキ文具店』の続編で、主人公の鳩子(ポッポちゃん)が鎌倉で営む文具店兼代書屋の日常と、新たな家族との生活を描いています。
    物語は、鳩子がカフェ経営者のミツローさん(守景さん)と結婚し、彼の連れ子であるQPちゃん(はるなちゃん)と3人で新たな生活を始めるところから展開します。
    新婚生活の中で、鳩子は妻として、そして母親としての役割に向き合いながら、代書屋としての仕事も続けています。
    物語の中で、鳩子は様々な依頼を受けます。
    例えば、亡き夫からの謝罪の手紙を求める女性や、文豪・川端康成からのラブレターを所望する女性など、個性的な依頼者たちの要望に応えていきます。
    また、鳩子自身の家族にも変化が訪れます。
    ミツローさんの前妻である美雪さんの存在や、突然現れた自称母親の「レディ・ババ」との関係など、複雑な人間関係に直面しながらも、鳩子は家族の絆を深めていきます。
    さらに、鳩子はQPちゃんとの関係を深める中で、先代(祖母)の厳しさの裏にあった愛情を理解し始めます。
    家族の形や幸せの意味を模索しながら、鳩子は成長していきます。
    『キラキラ共和国』は、手紙を通じて人々の心をつなぐ温かい物語であり、家族や人間関係の複雑さ、そして日常の中にある小さな幸せを丁寧に描いています。
    読者は、鳩子の成長とともに、自身の生活や人間関係について考えさせられることでしょう。

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著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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