まだ、うまく眠れない (文春e-book) [Kindle]

  • 文藝春秋 (2024年7月25日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • ネットで紹介されている記事を見て欲しくなり、本屋をはしごして手に入れた。てっきり共感できるんだろうなと思って読んだら、「自己アピールと逆張りばっかで痛いな〜」って全然共感できなかった。
    でも40歳になった現在でも過去のことを全然昇華せずに、未だに生々しく思い出せるほど囚われている著者だからこそ、表現できるものがあったことは間違いない。著者の望む「自分の経験が他人の役に立つこと」が、必ずしも共感ベースである必要はないのだから。

  • 彼女はきっと、書かずには生きていけない人で、
    書くことでバランスをとっているタイプの人だ。

    わたしは自分自身もそのタイプだと思っていた。
    のに、
    前より少しだけ幸せになったら、わたしは書くことを欲しなくなった、
    あの頃の衝動を思い出した本。

    独特の言葉選びにユーモアとディストピアを織り交ぜてる、これが石田月美さんの魅力。

  • いろんな人生があるんだな。少なくともこの人は母性はあると思う。

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著者プロフィール

物書き。1983年生まれ、東京育ち。高校を中退して家出少女として暮らし、高卒認定資格を得て大学に入学するも、中退。2020年、自身の婚活経験とhow toを綴った『ウツ婚!!――死にたい私が生き延びるための婚活』(晶文社)で文筆デビュー。本書は2023年に漫画化(講談社)。様々な精神疾患を抱えたまま、婚活し結婚、不妊治療を経て2児の母。エッセイを中心に寄稿記事多数。2024年、『まだ、うまく眠れない』(文藝春秋)を刊行。

「2025年 『好きで一緒になったから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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