さよならミニスカート 3 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL) [Kindle]
- 集英社 (2024年9月25日発売)
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感想 : 5件
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感想・レビュー・書評
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握手会での傷害事件で消えたアイドル・雨宮花恋。神山仁那と名も姿も変えても、その過去は彼女に新たな試練を――!?
ストーカー被害に遭ったクラスメイトの長栖未久が、花恋と光の仲をかき乱す。
花恋が、脱退したアイドルグループ「PURE CLUB」のメンバーが青年誌のグラビアに挑戦したことを知り、自分がアイドルとして有名になりたかった理由そして「PURE CLUB」が最初にグラビアに挑戦したきっかけが自分にあったことを思い出す。
さらに、花恋のクラスに未久の兄が、教育実習生として登場する。
衝撃の学園サスペンス漫画、待望の3巻。
過去の傷害事件をきっかけにアイドルを引退し、その後別の街でひっそりと一人の女子高生として暮らす主人公の神山仁那。
黒いストレートのロングヘアはばっさりと切られ、高校では女子の中で唯一のスラックス。握手会で見せていた笑顔も封印し、あらゆる過去を隠しながら生活している。
そんな彼女を通して見た、「女の子」をとりまく偏見や差別、暴力性などを描いた作品『さよならミニスカート』(牧野あおい/集英社)は、その内容はもちろん、掲載されたのが少女漫画誌「りぼん」ということも含めて連載開始当初大きな話題を呼んだ。
その後、著者牧野あおい氏の体調不良により休載となり、今年4月に5年ぶりに連載が再開。9月に最新刊の3巻が発売された。
今回は、神山仁那がアイドルグループのセンターだった頃の過去に肉迫して、神山仁那がなぜアイドルとして有名になりたかったのかの理由、何故日本のアイドルグループがダンスや歌の上手さより可愛いルックスを売る方向が多いのか、学園内のミスコンや青年誌のグラビアの目的と性的搾取、自ら売る為と自主的に可愛いルックスを売っていると仕向けられるアイドル業界など男尊女卑的な歪な構造が掘り下げられ、神山仁那自身が自分のアイドルをやってきたことに罪悪感を抱いてしまう苦悩が、アクチュアルでリアリティがあるゆえに痛切。
神山仁那のファンで妹がセクハラの被害者である光が、自らが性的搾取の当事者であることを自覚して、周りを変え神山仁那やセクハラなどの被害者の同級生を守ろうとして奮闘するくだりは、自分たち男子が男子特有のミソジニーに向き合うお手本で希望を提示してくれたので、この漫画は男子も必読とますます確信した。
一方で、クラスメイトにセクハラ混じりの扱いを笑顔で受け流す未久の男子に媚びている言動の中にある弱さや苦しみも掘り下げられていて、ますます盛り上がる3巻。
神山仁那が、3巻のラストでした決意の結果が、気に入り続巻が楽しみ。
「私たちだけは私たちを許すの」
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こころがキリキリ痛む
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なんか…もうわかんなくなってきた…
にしても、1巻の時、失うってタヒ亡フラグ⁉って思ったけど、その意味ではなさそう…?離れるって意味か…?
著者プロフィール
牧野あおいの作品
