佐藤優の特別講義 戦争と有事 ウクライナ戦争、ガザ戦争、台湾危機の深層 (学び直しの時間) [Kindle]

  • Gakken (2024年9月24日発売)
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本 ・電子書籍 (265ページ)

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  • 本書では、ロシア・ウクライナ紛争、ガザ戦争、東アジア有事について、それぞれの内在的論理(言い分)を明かし、今後の展開、日本の取るべき道を述べている。

    2025年2月のトランプ・ゼレンスキー対談は衝撃的だった。トランプはゼレンスキーに、「あなたは第三次世界大戦をかけたギャンブルをしている」 と言った。言いがかりのように感じたが、本書を読むとその指摘は的を得ていることが分かった。ウクライナは、欧州や米国を巻き込むことで、生き残ろうとしている。

    人間には戦争を引き起こす争いの衝動がある。それを乗り越えるのは、人道主義、共生の側面を持つヒューマニズムの概念だ。

    平和というものを第一義にして、人権や価値観などの違いをいったん棚上げし、話し合いを行うことが重要である。戦争が起きていれば、停戦の合意に導いていくべきである。

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著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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