能美先輩の弁明 (光文社 BL COMICS / Vinyl) [Kindle]

  • 光文社 (2024年10月9日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 「肝心なのは、ただ生きることではなく、善く生きることなのです。」

    【哲学に魅せられた二人が魂の片割れを探すキャンパスBL】


    可愛らしいイラストとありがちな冒頭に反して、テーマはマニアック!舞台は某有名大学(あまりにもわかりやすく描かれていたので、先生はこの大学の卒業生なのかしら?)の哲学科。
    私自身哲学専攻ではないのですが、一度哲学科の授業を受けたことがあり、その際は全十四回の講義で教授の話がひとつも入ってこず、居眠りばかりしていました。作品を読み、もう一度哲学に触れてみようかな…と思い、その授業のレジュメを再び手に取るほど、作中には興味深い哲学書からの引用が所々に散りばめられています。
    きっかけこそ肉体だったかもしれないが、学問や思想によって距離を縮めていくBLは新感覚でした。


    読んだ日:2024/12
    媒体:電子

  • 超強気クール後輩×ゆるクズ先輩
    「俺は、俺の“魂の片割れ”を探してるんです」 自堕落な大学生活を送る正孝は、教授に誘われ参加した読書会で、同じ哲学科の後輩・瑛人に出会う。 学科内でも際立つルックスでクソ真面目。しかもゲイだが、人の目を一切気にしない瑛人。正孝は興味津々で近づくが…?! 
    いつもぶっきらぼうの瑛人の笑顔破壊力ヤバいな
    瑛人の急な恋人ムーブなんだろうな~
    葉山さんがどこまでかき乱してくれるのか‥わくわく
    と思ったけど直接的なことはなく、でも確実に能美先輩の心情をぐちゃぐちゃにしてくれましたね‥感謝。
    瑛人視点の話を能美先輩サイドで描かれていた裏としてちゃんと描かれているのがとても良かった。
    あの時瑛人はこう思っていたんだろうなという推測じゃなくて、しっかり漫画で描写を見れるのは良かった。
    感情の動きを余すことなく読めて大満足。
    ふーむ、ひとつになりたいが愛か。
    なんとなく分かるかもしれない気がする・・。
    読者を置いてけぼりにせず、それでもって作者の全力を注いでいる作品はなかなかないのではないかと思う。
    哲学の知識が少しでもあればもっと深く読めたのかなと公開があるので、少し勉強してから読み直したいな。

  • めっっちゃ良かった!!!
    大学の専攻を絡めたエピソード・心理描写の数々がすごく巧み。
    絵も上手いし好み。特に攻が好み。受も可愛いし性格が好き。

  • 星5じゃ足りないくらいの神作来た!!!!!!!!!!!!!!!!!!
    Twitterで試し読みができるシステムできたの本当に素晴らしい!!!!!出会えて良かった!!!
    キャラも魅力的なのはもちろん話が本当にいい

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