ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。 [Kindle]

  • 中央公論新社 (2024年9月25日発売)
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  • 宝塚ファンの最果さんが舞台の上の「きみ」を見つめ、オタクの感情をのたうちまわらせる文章にすごく共感できた。推しを「好き」って思うこの感情はいったい何なんだろう。時には高揚感だったり相手からしたら重いだけじゃないか、みたいなモヤモヤだったり。その感情が「祈っている」に近い、という筆者なりの答えが、ひとすじの光に見えて、気持ちが明るくなった。

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著者プロフィール

最果タヒ(Tahi Saihate)
詩人。一九八六年生まれ。二〇〇六年、現代詩手帖賞受賞。二〇〇八年、第一詩集『グッドモーニング』で中原中也賞を受賞。二〇一五年、詩集『死んでしまう系のぼくらに』で現代詩花椿賞を受賞。その他の主な詩集に『空が分裂する』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(二〇一七年、石井裕也監督により映画化)『恋人たちはせーので光る』『夜景座生まれ』など。作詞提供もおこなう。清川あさみとの共著『千年後の百人一首』では一〇〇首の現代語訳をし、翌年、案内エッセイ『百人一首という感情』刊行。エッセイ集に『きみの言い訳は最高の芸術』『もぐ∞【←無限大記号、寝かす】』『「好き」の因数分解』、小説に『星か獣になる季節』『少女ABCDEFGHIJKLMN』『十代に共感する奴はみんな嘘つき』、絵本に『ここは』(絵・及川賢治)、対談集に『ことばの恐竜』。

「2021年 『神様の友達の友達の友達はぼく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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