ベンチャーの作法――「結果がすべて」の世界で速さと成果を両取りする仕事術 [Kindle]

  • ダイヤモンド社 (2024年11月27日発売)
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  • ※'25 5/6 Finished reading
    ◆結果がすべてをつれてくるーー「目標設定」の作法
     →そんなもの、なくて当たり前
    ◆評論家は今すぐ退場せよーー「任務遂行」の作法
     →「自分でやる」「すぐにやる」「たくさんやる」
    ◆誰の期待に応えるべきかーー「指示対応」の作法
     →すべての仕事は、結局は「なんとかする」こと
    ◆他者への期待を捨て去るーー「連帯形性」の作法
     →「言えばやってもらえる」という希望は捨てましょう
    ◆落ちたボールを拾いにいけーー「職務越境」の作法
     →チームの先頭を走り、良き模範となるリーダー
    ◆あなたが群れを抜けるとき
     →替えが利かないのは「才能」

  • ベンチャーで求められるたった一つのことは「結果」を出すこと

    「結果」より先に「裁量」を求めるな。
    「納得感」なんて求めてはいけない。
    「顧客」より「経営者」を見ろ。
    「関係のない仕事」は組織に存在しない。
    「仕事」だからではなく「必要」だからやる

  • 必ずしもベンチャーで働く人に限らず、大企業でも活きる部分はあると感じた。

    またベンチャーに理想を持っている人にとっては、現実を諭す書籍にもなっている。ベンチャー就職、転職を考えている人にもおすすめできる。

    【メモ】
    ・結果よりも先に裁量を求めてはいけない

    ・過去の実績にすがる人に結果を出せるわけがない
    →捨てることと、教わる姿勢が大切

    ・結果が出るから、やる気が出る

    ・モチベーションが上がらないことに悩む必要はない。なくて当たり前→承認欲求が満たされることで、自身の価値を見出し、それが自己実現の欲求へと昇華される

    ・モチベーションがないとしても行動することが大事

    ・トレンドを嘲笑してはいけない

    ・結果を出せるのは、ときに自分に厳しくなれる人

    ・社会は他者評価でできている

    ・周囲から「頑固だな」と思われている人ほど自分に対しては

    ・朝令暮改を受け入れる

    ・ビジネスの世界で自己評価は意味がない

    ・ビジネスで大きな結果を出してきた人は皆、多くの人から助けを得て、結果を出している

    ・「この提案を通すことで、あなたの評価にもつながりますよ」と感じさせることで、上司をうまく動かせる

    ・SNSは自身のビジネススキルがかなり試される

    ・仕事を奪った先に権限がついてくる

  • ◾️目的
    スタートアップで働くものとして内容を把握したく。

    ◾️本質
    ベンチャーではとにかく「成果」「社長」「行動」が全て。

    ◾️感想
    経営中毒とも通じる内容が多かった。実際に3年間スタートアップにいる自分として全く違和感なく読み進められた。ただし、内容としては一般論的にもわかっているものが多くこの本だからこそ得られた示唆はそこまでなかったかも。3年前のスタートアップ界隈に入る前であれば良かったと思う。

    ◾️ポイント
    ・人を頑張れるモチベーションにしない(人は絶対辞めるので)
    ・ベンチャーでは教えるのではなく、常にアンラーンせよ
    ・周囲から見るとキャリアダウンに見える転職こそ、実はキャリアアップになっていることが多い。
    ・評論家と改革者は紙一重。口だけでなく行動まですれば改革者になれる
    ・組織は結局ピラミット構造
    ・ベンチャーは意外にぬるま湯には気を付ける
    ・ブリリアントジャークに気を付ける
    ・知りたいと思われる人になる
    ・ベンチャーは成長率が30%切ったらアウト
    ・SNSでくるスカウトが本物の市場価値

  • ベンチャーじゃなくても心持ちはまさに、

  • 読んでいると、若い頃を思い出してちょっとドキドキ・ワクワクしました。
    そして、最近はできてないことも多いなと反省も。
    でも、今からでもまだできるはず!と思えたのでよかったです。

    個人的にはすべての内容には同意できませんでしたが、
    ベンチャーか否かには関係なく、大手に務めている方が読んでみても損はないと思います。


    ===

    "モチベーションなんて、結果を出せば勝手に上がります。"

    "そもそも、どんな状況でも、どうにかして結果を出せないか試行錯誤するのが仕事というものです。……すべての仕事は、結局は「なんとかする」ことです。"

    "ブリリアントジャークには居場所はない"

  • ベンチャーに限らず仕事全般に応用できるマインドが書かれており、勉強になった。
    特に、「我以外皆我師」という考えは常に心に留めておくことが大事だと再認識できた。

  • ベンチャーで活躍するために必要な考え方を理解し、多くの学びを得ることができた。今の自分にとって非常にタイムリーな内容だった。

    特に印象的だったのは、「まずは結果を出すことがすべての前提であり、結果を出せば評価を含め、すべては後からついてくる」という考え方だ。そして、その結果を出すために重要なのが、振られた仕事やタスクを徹底的にやり切ること。経営者は「この人はやり切る人間かどうか」を常に見ている。

    また、「やめるまで負けはない」というスタンスを持ち、徹底的に仕事にこだわり、最後までやり抜くことの重要性も強く感じた。

    さらに、納期ギリギリで完成させる仕事は見抜かれる。理想は、数日前までに8割ほど終わらせ、その段階で上司にチェックを挟むこと。これにより、仕事の質を高めるだけでなく、「丁寧で信頼できる人間」として評価される。この仕事の進め方は、今後のキャリアにおいても非常に有効だと感じた。

    今回学んだ「ベンチャーの作法」を胸に刻み、必ず結果を出す。そして、「あの人なら大丈夫だ」と信頼される人間になれるよう、精進していきたい。

  • スタートアップ企業に転職したため購読。
    入社してから感じていたスピード感や業務範囲の広さ、指示内容のあやふやさに合点がいきました。
    役員から大企業病と言われた点についても、なんとなく理解しているつもりでしたが、おかげで解像度が上がりました。
    ベンチャーにおいてはスキルよりも、立ち回りが重要であることを再認識させられる一冊でした。
    もう一周して意識を根付かせたい。

  • 大企業からベンチャーへの転職者が増える中で、ベンチャーで働くマインドセットを説いた本。ベンチャー転職あるあると著者のインテリジェンス時代の体験がコラムで書かれている。

    内容が浅く、この内容を「勉強になる!」と思っている人はそもそもベンチャーなんかに転職すべきではない。

  • 目的をもって働くこと
    経営者視点で考えること
    行動をすること
    礼儀を大切にすること
    ギブをすること
    1人で抱えないこと
    これらを通して「結果」を出すことが大切

  • もはやインフルエンサーとしても有名になってしまった高野さん著。
    完全に本質的であり、良書。
    メンバーに読んでもらいたいが、真実すぎることが多いので、なんか変な押し付けになっちゃいそう。みんな読んでほしい。

    「頭脳になるな、手足になれ」
    「組織に評論家はいらない」
    「落ちたボール(仕事)を拾いにいけ」
    など、きれいごと抜きの仕事術が語られている。

  • ①Information (客観的な情報)
    「すべては、結果のあとについてくる」
    あれこれ疑念や不満を抱きそうになった時は、この言葉を思い出して一旦無心で取り組んでみて下さい 

    「結果」よりも先に「裁量」「やりがい」を求めるな
    →じっくり育ててもらえる事を期待するな
    →まずは言われた事をやる、末端の仕事でもしっかりこなして信頼を得る
    →結果が出れば相手から「距離を縮めたい」と思ってもらえるようになる

    「やる気」なんてなくて当たり前
    →結果が出るから、やる気が出る
    →経営者や上司に「納得感」を求めるな
    →「正解なのか?」を「正解にする」のが仕事
    →モチベーションが上がらないことに悩む必要はない
    →たとえ時代遅れでも、それで結果が出るならやるのみ(時代の流れで、周りはやってほしくても「やれ」と言えない)
    →自分の本業ではない仕事に対して「それもやって良いんですか!」と思える人が評価される

    勉強会や交流会を主催する側に回れ
    →企画力、集客力、どうしたら人は動くのか?を学ぶ絶好のチャンスである

    働く人をモチベーションにすると危険だが、経営者は良い目標になる

    カオスな中で生き抜くために、時には経験・学習・癖を捨て去る(アンラーンする)ことが必要になる

    キャリアは、成長すればアップしていく
    →理不尽なしんどいことも、貴重な成長機会としてポジティブに捉えられる人だけが、結果を出すことができる
    →結果が出せる人になれば、キャリアはぐんとアップしていく

    組織に評論家は必要ない、改革者になれ
    →「もっとこうした方が良い」というアイデアは、自分から発信・行動していこう
    →他人に発信・行動を任せているから評価が下がる
    →評論家からの批判を恐れずに、「やり抜く」

    「スピード感」を意識しつつも、「礼儀」だけは失うな

    流行りのSNSや情報に触れ、自らの「賞味期限」を伸ばし続けよう

    助けてもらえる人の共通点
    →まずは自分から助ける
    →人からの助けを喜んで受け取る

    年長者は、若手から歩み寄ってくれるだけで嬉しい、印象が大きく変わる

    ②Insight(〜かもしれない、〜なはずだ)
    とてもとても背中を押された1冊
    自分がいるチームは組織としては新しい、ある意味ベンチャーだと思う
    「売れないテリトリー」「モチベが上がらない」という言い訳で、挑戦を避けて現実逃避していた自分にブッ刺さった
    確かに、少しでも褒めてもらえると頑張れる
    結果という成功体験を出すためだけに無心で頑張ろう

    ③Intelligence (学びや改善点、ネクストアクション)
    とにかく「結果」を追求、朝令暮改や組織改変にも動じずに、下記を追求し続ける
    →自分のロールの評価基準とKPI(特に、上司や経営者の期待に応える事を優先する、「評価」を得た先により大きな「結果」がある)
    →トップパフォーマーが行っていることをルーティン化
    →毎週の活動目標を数値化、週報記載する

    交流会や勉強会を企画してみる

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著者プロフィール

(株)キープレイヤーズ代表取締役。1999年東北大学経済学部卒業後、(株)インテリジェンスに入社。転職サポート実績ナンバーワンとなる。2005年、独立。主に成長業界・企業を中心とした人材サービスを行うかたわら、バングラデシュ法人など多方面で活躍。ベンチャー企業へのエンジェル投資、5社の社外取締役、3社の顧問も務める。

「2014年 『転職して「成功する人」と「後悔する人」の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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