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本 ・電子書籍 (396ページ)
感想・レビュー・書評
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現代社会において、経済格差が広がる一方だという気持ちから手に取りました。
エッセイ集で一見読みやすそうですが、経済学はなかなか頭に入ってきません。
高校生や大学生のうちに読んでおくといいかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Amazonのレビューだと絶賛が並んでいる。たしかに、岩井克人のこれまでの思考が簡潔にまとめられているとするならば、読むべきところもあるかもしれない。
しかし、それはこれまでに書かれたことの再利用でしかないと思う。内容的には新聞に寄稿された文章(インタビュー含む)が多いように、わかりやすいエコノミー解説ではある。ただ、本書内だけで見ても内容は重複だらけである。
百歩譲ってそこには目を瞑るにしても、本書外との重複も多々ある。貨幣の無限循環にしろ、フリードマン批判にしろ、著者が大昔から語っていたことである。一貫しているといえば聞こえはいいのだが、これまでの読者からすれば引き出しの少なさのほうが目立つ。Amazonのレビューで40年来の岩井克人読者である方が絶賛されていたが(同じ内容ばかりで飽きないのか?)、むしろ初めて岩井の文章に触れるひとのほうに薦める内容だと思う。
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