婚活マエストロ: 文藝春秋

  • Audible Studios (2024年12月13日発売)
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  • ・あらすじ
    40歳の三文ライターである猪名川健人は大家の紹介で婚活事業を営む「ドリームハピネスプランニング」の記事を書く仕事を受ける。
    そこで出会ったのは婚活マエストロと名高い鏡原奈緒子。
    似たもの同士は匂いでわかるという鏡原は手作り感あふれるアットホームな婚活で参加者のサポートをしていた。
    そして健人自身も「婚活」通じて色んな人間と出会っていく。

    ・感想
    Audibleで視聴。
    婚活マエストロのマエストロぶりが感じられずに淡々と終わったなという印象。
    マエストロが主人公ではなく、健人が主人公なので仕方ないのかもだけど。
    しかし健人が40歳にしては色んな面で幼すぎて…。
    大学時代から未だに同じアパートで暮らしてるという変化を求めない、主体性のないめんどくさがりなキャラ。

    趣味が寝ること、とか書いてるプロフィール読んだ時点で私なら「社会に対してどころか自己に対してすら責任感なさそうな人間だな。そういう事を書けるその人間性自体も無理。こういう人と協力して関係を築くのはこっちの労力が大きそう」と思って「無し判定」だよ……。
    大学生ならありかもしれないけど、男女関係なく40歳の成人がそういう事書くのは無いわ。
    その人の歩んできた人生が垣間見える。
    いや…病気とかそういう事情もあるかもしれない、ご家族の介護と仕事の両立とかで忙しいとか??など色々考えそうっw

    作品の主題が主人公が婚活を通してさまざまな人間と出会い成長していく、的な成長譚なのに(だよね?)あんまり成長した感じはなかったな。

  • 意外とよかった。婚活サービスってのとは縁のない生活だったので、いつか試してみたいとも思う。

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