ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ (文春文庫) [Kindle]

  • 文藝春秋 (2024年11月6日発売)
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  • 専門看護師を目指し本業の傍ら大学院に通い始めた卯月
    そんな彼女の前に暫くぶりに[思い残し]が現れる
    前作に比べ謎解きよりお仕事小説としての性格がより前面に
    あらためて看護という仕事の大変さと大切さを知る
    と共に時には弱音を吐くことも

  • 今作では「視えるもの」はやや抑えめか。

    その分日常のエピソードなんかが増えていて、お仕事小説としての充実度が増している気がする。

    これもまた楽しみなシリーズのひとつです。

  • この作家の方、すごくするすると映画の脚本を読んでいるかのように読める。
    前回の暴走気味の卯月はなくなり、思い残しも物語にアクセントをつける程度に。連作短編というよりは、話の筋が複数つながっているので、長編のようにも見える。次回への布石も打ってるみたいですごくうまい本だなあと思いました。
    今回は怪我をしてもう前に戻れない人たちでも、現状を受け入れてやれることはいろいろあるぞ!というのが主人公も含め複数のキャラクターに言わせたいて、いやこれもすごくやっぱりうまい作家だと思いました。すごい

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