蛍火艶夜 下巻 (C-KANATA) [Kindle]

  • 新潮社 (2024年12月9日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • ヤバい。これは名作すぎる。戦争を題材にした作品は多く生み出されてきたけど基本的には感動ストーリーだったり、若者が自死を選ぶというセンシティブな内容のため美談として描かれがちだけどこの漫画はそれをしない。

    最後に戦争は良かったという締めくくりにする所がこの漫画の異様さと従来の戦争映画や戦争作品とは違う点。
    しかし、この漫画は戦争を肯定している訳ではないけど、戦争というものは人間の価値基準、判断さえも歪めてしまう恐ろしいものなのだと感じるラストでもあると同時にとてつもない悲哀を感じた。
    漫画としても面白い表現が多い、特にコラージュを使った漫画表現は見たことが無く、心理描写として効果的に機能していた。

    BL漫画という位置づけではあるものの、明日死ぬかもしれないという極限状態の中、種を保存しようという生物としての本能による性欲とそれの解消という方が個人的には近いように感じていて、これが男女の恋愛漫画だったら話は変わっていたと思うし、男同士だからこそ起こる悲哀だったと思う。
    とにかくすごい漫画

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