Read Write Own シリコンバレートップクラスVCが語るインターネットの次の激戦区 [Kindle]
- 日経BP (2024年11月29日発売)
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Amazon.co.jp ・電子書籍 (371ページ)
みんなの感想まとめ
インターネットの進化を辿り、次の時代の到来を予見する内容が展開されています。初期のインターネットは、限られた人々がコンテンツを作成する「Read」の時代でしたが、現在は誰もが発信できる「Read Wr...
感想・レビュー・書評
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初期のインターネットはReadの時代(一部のWebサイトを作れる人が作ったコンテンツを見る時代、でも学びさえすれば誰でも作れた時代)だったのが、現在はRead Writeの時代(誰もがコンテンツを発信できる時代)になっているが、今後はRead Write Ownの時代(NFTに代表されるような所有の時代)がやってくるということを長々と書いている本。
帯以上の発見はなかったというのが率直なところでらある。
現代は企業ネットワーク(一企業が運営するプラットフォーム)に依存してしまっている。
GAFAに代表されるように彼らはイノベーションへの投資を絶えず行い、利便性を高めることで、ユーザーの囲い込みを行い、Readの時代のような自由なコンテンツ制作はなくなった。(WebやEメールはどこの会社のサービスを利用しても互換性を持っている等。一方Xではサードパーティのアプリが淘汰された)
投資により利便性は高まったものの、その資金源はユーザーやコンテンツクリエイターからの搾取によって得られるものであり、プラットフォーム上のルールはプラットフォーマーが決めるものとなっている。(Readの時代の遺物RSSとかは、投資資金がなくその利便性の点でSNSに破れた。)
プラットフォーマーによる独占の時代から、よりクリエイターに還元される時代が来るのではないかということを筆者は主張しており、Read時代の弱点であった金銭的インセンティブはトークン(いわゆるビットコイン等)によって賄われることになるので、企業ネットワークにも勝てるのではないかということを主張している。
ただ企業ネットワークは現状かなり強いものであり、個人的にはこの変化には懐疑的に思っている。
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時代、スタートアップの流れを丁寧に解説して、所有の時代について分析している
