神戸 ――戦災と震災 (ちくま新書) [Kindle]

  • 筑摩書房 (2024年12月9日発売)
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  • 村上しほり「神戸-戦災と震災」(ちくま新書)
    幕末の神戸開港から、居留地の設置、河川や道路の整備、水害、戦災、戦後の復興、そして1995年の阪神・淡路大震災を経て今日までの神戸の歴史を描く。戦後の復興では闇市などにまで踏み込んで記載しているが、震災以降の神戸の都市としての地盤沈下についての記述は物足りない。行政の動向には詳しいが、神戸を支えてきた造船や製鉄などの重工業がどうなったか、長田のゴム工業とマイノリティ社会の関係、個人事業主としての貿易商とそれを支える海運がどう変わったか、食品や製菓などの神戸らしい産業、やライフサイエンスなどの新しい産業。こういった産業動向の分析がほとんど見られないのは残念だ。サンプラザを始めとする三ノ宮地域の再開発の挫折にもほとんど触れられていない。

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著者プロフィール

村上 しほり(むらかみ・しほり):1987年生まれ、神戸育ち。神戸市役所職員(公文書専門職)。大阪公立大学特任准教授。2014年、神戸大学大学院人間発達環境学研究科修了、博士(学術)。専門は都市史・建築史。著書の『神戸 闇市からの復興』(慶應義塾大学出版会、2018)は日本都市計画学会、日本観光研究学会、日本建築学会で各賞を受賞。共著に『占領下日本の地方都市』(思文閣出版、2021)、『神戸スタディーズ#6 “KOBE”を語る』(デザイン・クリエイティブセンター神戸、2018)など。

「2024年 『神戸 戦災と震災』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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