11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~ [Kindle]

  • 講談社 (2024年12月18日発売)
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みんなの感想まとめ

主人公の視能訓練士・野宮恭一の成長と誠実さが描かれた物語は、医療現場での温かい人間関係や患者との絆を通じて、心に響く感動をもたらします。前作を知らなくても楽しめる内容ですが、連続して読むことでより深い...

感想・レビュー・書評

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  • 7.5グラムの奇跡の続編。
    前作より成長した主人公を心から応援したくなる。前作を読まなくても内容は理解出来るが、より背景を理解するために連続して読むことをおすすめします。
    続編があれば、是非読みたい。

  • 『出会ってしまった…最高の物語に』

    不器用さを自覚する視能訓練士・野宮恭一の物語。彼は自分の短所を受け入れ、失敗しないように仕事がとても丁寧。医療従事者として患者に対しても誠実。そして熱心。そんな彼の熱意に動かされ、協力してくれる仲間たち。優しさに溢れ、読んでいて心地よい最高の物語だった。星10くらい付けたい。

    物語には斜視の患者が登場するが、我が子も生まれつき斜視を持っているので他人事に思えなかった。自分もメガネをかけて患者と同じ立場に立つシーンや、仕事の範疇からは少しズレた仕事よりも大切なことを優先しているシーンは、心情描写にとても共感して涙が出そうになった。

    前作の水墨画の描写でも感じたが、表現が巧みで細部まで丁寧。心に沁み渡る文章は芸術的にすら感じる。道端に咲いている青いつゆ草を見るだけでも、砥上先生の手にかかれば所作が美しい。また、一度出てきた登場人物を最後まで大事にしており、本当に良い作品を書こうという気持ちが伝わってくる。

    眼は未来を見るためのもの。ただ目の前のものを見るだけの体の一部ではないことを、本作を読んで改めて感じた。自分が見たいと思う景色を自分の目で見に行こうと思う。金言にあふれた、心に響く大好きで大切な一冊になった。前作「7.5グラムの奇跡」が未読でも十分に楽しめた。でも絶対に前作も読もうと思う。

  • 多くの人に読んで貰いたい本。久しぶりにおすすめしたい。

  • 『7.5グラムの奇跡』に続く、視能訓練士・野宮恭一を主人公にしたお話。前作でもそうだったのですが…主に眼科医院を舞台に眼にまつわるストーリー展開なので今まで知らなかったでも…そうなのか!って世界観がストーリーを通して感じられて…主人公はもちろんだけど彼を取り巻く人達、患者さんや人間関係がとても優しく温かく感じられてほっこりと時には目頭が熱くなる感じで読み終えられました。(^_^)

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著者プロフィール

1984年生まれ。水墨画家。『線は、僕を描く』で第59回メフィスト賞を受賞しデビュー。同作は、2019年ブランチBOOK大賞受賞。2020年度本屋大賞第三位に選出された。

「2021年 『7.5グラムの奇跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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