続タイガー田中 (角川文庫) [Kindle]

  • KADOKAWA (2024年12月24日発売)
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みんなの感想まとめ

戦後日本を舞台に、東京オリンピックを背景にした物語が展開され、歴史的な出来事と個々のドラマが巧みに絡み合っています。前作に引き続き、007シリーズの後日譚として位置づけられ、登場人物たちの再登場がファ...

感想・レビュー・書評

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  • タイガー田中、第二段。今作も戦後日本の歴史的行事、東京オリンピックをなぞり話は進む。活劇も多かったが、個人的には前作が好み

  • 前作より素晴らしい。007後継小説の最高峰と断言できる。ホロヴィッツもベンソンもガードナーも及ばない。原典の「黄金の銃」を挟んで前日譚と後日譚であり、しかも「二度死ぬ」のパスティーシュでもあるという異例の後継小説だ。田中が特攻隊出身なのは原典通りだが、正編「タイガー田中」の方で「女王陛下」のドラコが娘トレーシーを失ったことから「あんたは死んじゃいけない」と田中を諭すところ、妻がICBMの原形であるV2ロケットの被害に遭ったこと等、すべての伏線回収が「続」の方で見事に結ばれている。前作の「自殺植物園」や今作の「グアノ輸出」をちゃんと007的な陰謀の真相に利用しているのも見事。正直、松岡といえば「高校事変」ばっかに執着していて、本作の価値が分からない人に感想など口にしてほしくないと思う。ラストのボンドとライターは本当にかっこよくて感動的だった。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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