- KADOKAWA (2024年12月24日発売)
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みんなの感想まとめ
戦後日本を舞台に、東京オリンピックを背景にした物語が展開され、歴史的な出来事と個々のドラマが巧みに絡み合っています。前作に引き続き、007シリーズの後日譚として位置づけられ、登場人物たちの再登場がファ...
感想・レビュー・書評
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タイガー田中、第二段。今作も戦後日本の歴史的行事、東京オリンピックをなぞり話は進む。活劇も多かったが、個人的には前作が好み
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前作より素晴らしい。007後継小説の最高峰と断言できる。ホロヴィッツもベンソンもガードナーも及ばない。原典の「黄金の銃」を挟んで前日譚と後日譚であり、しかも「二度死ぬ」のパスティーシュでもあるという異例の後継小説だ。田中が特攻隊出身なのは原典通りだが、正編「タイガー田中」の方で「女王陛下」のドラコが娘トレーシーを失ったことから「あんたは死んじゃいけない」と田中を諭すところ、妻がICBMの原形であるV2ロケットの被害に遭ったこと等、すべての伏線回収が「続」の方で見事に結ばれている。前作の「自殺植物園」や今作の「グアノ輸出」をちゃんと007的な陰謀の真相に利用しているのも見事。正直、松岡といえば「高校事変」ばっかに執着していて、本作の価値が分からない人に感想など口にしてほしくないと思う。ラストのボンドとライターは本当にかっこよくて感動的だった。
著者プロフィール
松岡圭祐の作品
