闇と闇と光 THIS IS M&A ESSENTIAL (幻冬舎単行本) [Kindle]
- 幻冬舎 (2025年1月22日発売)
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感想 : 4件
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感想・レビュー・書評
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2025年5月①
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恵島氏の実話に基づくExit M&Aにまつわる小説。
飲食店向けリサーチ会社を創業し、日本事業を軌道に乗せた上でマレーシアに移住、事業展開していた主人公は、新たな人生のために80%の持分を手放す決意をし、投資ファンドとの2段階エグジットに手を出す。その中で、徐々に本性を表す投資ファンド側の思惑、それに対する主人公の反撃で、息つく間もなく読み終えた。
以下、学びになった点
- 2段階エグジットのスキーム
- LPS契約とGP/LPの立場の違い(ファンドに再出資することの意味)
- ファンド解散権
- 的確投資家とは
- FAとM&A仲介 -
日経に掲載された入山章栄氏の書評を見てると面白そうだが、幻冬社というのがねぇ。ということでパス。
大阪では、伊藤忠とだけは取引するなというのが商売人の通り相場だった。商売を始めて、少しうまくいくと擦り寄ってきて、上手くいくのがわかった途端に乗っ取られる。いまに始まった話ではない。 -
最近でこそ当たり前に耳にするようになったM&Aのリアルな舞台裏が小説の形式で緊張感たっぷりに描かれる。コロナ禍前後、東京とマレーシアのデュアルライフを送りながら、抜き差しならないファンドとの真剣勝負にハラハラする。どうしたって海千山千の魑魅魍魎が情報の非対称性をテコに仕掛けてくる中、ギリギリの知略と仲間たちの協力によって闇と闇を切り抜けていく様が小説よりも奇なりな現実の残酷さを伝えてくる。
著者プロフィール
恵島良太郎の作品
