一次元の挿し木 (宝島社文庫) [Kindle]

  • 宝島社 (2025年2月5日発売)
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みんなの感想まとめ

遺伝人類学をテーマにしたこの作品は、驚きと緊張感に満ちたストーリー展開が魅力です。ヒマラヤで発掘された200年前の人骨が、失踪した妹のDNAと一致するという衝撃的な導入から始まり、読者は「どうゆうこと...

感想・レビュー・書評

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  • 最近TLを賑わせていて気になり自分も
    主題の遺伝人類学からある程度を予想していたのが結果はそれらを遥かに超越
    最後も綺麗に収まり大いに楽しく読了
    ポリタンクには映画アサシンの掃除屋を思い出し身震い
    さて人類が手を掛けつつある現実のパンドラの先には一体何が

  • 星ふたつです。
    つまらない訳でもないが、面白くもない。

  • ヒマラヤで発掘された200年前の人骨が
    4年前に失踪した妹のDNAと一致する。
    名作SF星を継ぐものを少し彷彿とさせるような
    始まりから、怒涛の展開の続く。
    私の情緒は振り回されっぱなしで
    ちょっとまっていったん落ち着こうと本を閉じるも
    我慢できずに直ぐにまた読み続ける事に。
    最後まで駆け抜けて読み続け読了。
    素晴らしい体験でした。

  • 本の紹介を読んで、これ絶対面白いやつ
    ワクワクしながら寝不足決定かな
    と思ったらミステリーではなくファンタジー?

    主人公のモノの考え方があまり好きじゃなくて
    読むのに時間がかかってしまった

    歴史的、考古学的、科学的な観点から
    現実的に攻めるのかと思いきや
    明後日な方向に行ってしまった

    結局解決してないよね?これ

  • あらすじからして「どうゆうこと?」でしたが、作中も「どうゆうこと?!」連発でした。いえ、書かれていることは理解しているのですが、それを受け止めきれないというか、そんなことあるの?!という驚きで思わず「どうゆうこと?!」と心の中でつぶやいてページをめくり続けていました。止まらなかった。最後まで一気に駆け抜けました。
    途中、ホラーに感じる部分や想像するとグロテスクな場面もあったり、倫理観が揺さぶられるような場面もあり、感情がジェットコースターのように揺れ動きました。
    結末の落とし所は、なるほど。と。設定というか、舞台装置(?)がうまく機能しているな、と思いました。
    ホラーの部分に引っ張られて読後感は少し心がザラザラした感じがありますが、「どうゆうこと?!」を追いかけて追いかけられて駆け抜けた疾走感がすごかったです。

  • 解説では混乱しないと書いてあったが、時系列がややこしかった。謎の解明は面白かったけど。

  • この作品の感想は大きく割れそうな気もする。
    SF的な要素、かつグロテスクな表現も含みホラーのような印象も受ける。
    しかし、科学の進歩はだれも止められるものでなく、遺伝子研究の可能性と方向性を考慮すると間違いなくミステリーであり、ドラマチックでもあった。

    自分も挿し木で鉢植えをした経験があり、この作品と重ねると違和感ないものに感じ恐怖感を覚えた。
    主人公ら研究者がたんたんと語る言葉と表情に、残酷さの裏に当然の研究という印象があり、最後まで止めることなく読み通してしまった。
    結局、完全に作品に読まされた自分は最高の作品だったという感想になる。

  • 第23回「このミステリーがすごい大賞」文庫グランプリ作品。
    これはもう、納得のおもしろさでした。
    先日読んだ「千年のフーダニット 」同様、こちらもまた面白くてほぼ一気読み!!
    あちらは科学分野に絡めたストーリーでしたが、こちらは分子生物化学。

    行方不明になった妹を探すことに心を砕く日々を送りながら、大学院では遺伝学を学んでいる悠が主人公。
    読めば読むほど不穏な気配は濃くなっていくし、ずーーっとハラハラしっぱなし!
    分子生物学、遺伝学などの分野で知的好奇心を刺激されながら、謎が気になってぐいぐい読んでしまう。
    ゾワゾワとドキドキと、次第に物悲しさが漂ってきて何とも言えない気持ちになる。

    人生のなかで濃密といえる時間。
    何かに抗う覚悟と強い思い。
    自らの願いと、誰かを想う相反する願いの狭間で揺れ動く心情を想像してやりきれない。

    人間の飽くなき探究心と挑戦が、何をもたらすのか──。

    面白かった!
    読後は何だかやるせない気持ちでいっぱいでした。
    怖がりなので、夢に見てしまいそうで昨夜はビクビクしながら寝ました。
    「方舟」もゾワゾワが半端なかったけど、こちらはまた違ったゾワゾワ感を味わえます。
    ミステリー好きさんにお勧めしたい1冊。

  • 200年前の人骨のDNAと失踪中の妹のDNAが一致すると言うとんでもない冒頭が強烈で一気に読めました。登場人物全てが怪しくて「うそーん」「え?まさか…?」の連続。いつもは映画になったらどの俳優さんがいいかなぁー?なんて考えますが、あまりにクライマックスがエグいので怖くて想像出来ませんでした。

  • 本屋さんで出会い、図書館で探したら置いてなかったので読みたくて買うか迷いつつ、リクエストして図書館に置いてもらいました。
    おそらく私が第一号。

    本当に面白かったです。
    続きが気になってそわそわしてしまう。
    仕事休んで読みたくなりました。

    違う年代の人骨が大量に見つかる湖。そんな設定だけで、なんだか好奇心がそそられますよね。

    文も読みやすく惹き込まれるし、設定も引き込まれる。
    もう最高のエンタメでした。

  • 小説家志望でもなくしかもデビュー作でこの出来!
    天才っているんですねー。

    所々ご都合主義っぽいとことか「そんな簡単には行かんやろw」みたいなツッコミどころはありましたがまあフィクションですしね。とりあえずめちゃくちゃ面白かったです!

  •  遺伝子とかの難しい話かと思いましたし理解が及ばない学術的な話についていけなかったですが、そんなことどうでも良くなるくらいに物語に引き込まれました。出生はどうであれ誰かに思われ誰かを思えば生きていける。しばらくは「ちゃぷん」に恐怖しそうです。

  • はじめは難しいかな?って思いましたが、
    読み出すと、登場人物の仕草、描写、感情や風景など細かく書かれていて、イメージしやすく世界観に入り込みました。
    読んでいくと、
    どういうことだ?こういうことなのか??と、気になりはじめて、読みスピードが上がって、展開もうまくて、飽きずに読みきれました。

    悠は、純粋だなー。
    名言の数々、偉人はいいこというなー。
    と思いながら、読んでいました。

    Netflixあたりで、しっかりとドラマ化してほしい。

  • あらすじがめちゃくちゃ面白そうと思って手に取った作品。
    後半は確かに一気読みだったんだけど、うーーーーーん、なんだろう、あんまり世界観にのめり込めなかったかも。ゴリゴリに現実世界の話が好きな私にとってはファンタジー色が強い?リアリティが薄い?ように感じてしまった。
    でもそこさえ飲み込めればたしかに面白かったと思う!次回作にも期待!

  • わざとらしい描写と背伸びしたような文体が、正直ウザかったです。

  • あらすじに惹かれて読んだけど、文体とキャラクターが好みじゃなさすぎた……
    ラノベをあんまり読んだことないのになぜかラノベっぽいなと感じてしまう。主人公の謎のハーレムはなんなんだ?女たちがやたら顔を近づけてくるの、深夜アニメを感じてぐあぁ〜ってなる笑

    もう一つ気になったのは、同じ登場人物で場面転換もないのにやたらパートが分けられていること。別に時も場所も人も変わらないんだったら分けなくてよくない?と思うが、よくあることなんだろうか、こういうのは。

    でもデビュー作ということを考えるとすごいなと思います。

  • 文字が滑る感じなくてさらさら読めていたので楽しかったのにダークファンタジーか〜って理解してから完全に萎えた。ネットと共に成長したといっても過言ではない年齢になったのにバズった小説を読んでひとりで残念な気持ちになる。これからも落ちないリップやヨレないファンデーションとバズった小説に騙され続ける人生を送るよ。

  • 遺伝人類学がどうミステリーに繋がるのかと不思議に思いながら読み始め、考えられない事実からの衝撃的な展開に一気に引き込まれました。どこか寂しさはありますが、爽やかなラストでした。

  • まず初めに、以下は本作をミステリだと思って読み始めた者の評価であることをことわっておきたい。

    「本格じゃないじゃん!」と思いながら読み進めていたのだけど、よく考えたら別に本格を謳ってなかった……
    ミステリの括りには入れていいと思う。多分にサスペンス・SF寄りではあるが。

    ということで(何が?)、謎を「解く」楽しみはゼロに近い。パズルのピースが手元に揃わず、形もいびつな印象。一方、謎が「解けていく」楽しさは十分に感じられた。

    また、作中世界における現実味という意味でのリアリティにも乏しいし、キャラクターがあまりにも物語の装置に過ぎることも気になった(特に平間や牛尾)。主人公のキャラクターですら、全編読んでようやく朧げに人物像が結ばれ始めるレベル。なんか全キャラ通じて人間味感じないんだよな……

    などと思いついたことを書き散らして評価も⭐︎2となると、ただの悪口言いたい人のようになってしまう。
    誓って言うが、私はこの作品自体を否定するつもりはない。この辺りでリバランスを図りたい。

    まず単純にこの小説は「面白い」。
    それを成し得ているのはやはり圧倒的な「謎の魅力」に尽きると思う。
    こんな謎提示されたらとりあえず読むでしょ。
    読ませた時点で作者の勝ちみたいなとこもあるので、ある意味「勝ち確」な作品かも。その後の評価は措くとしても。

    あと、働いてて新人でこの筆力ってそれはそれでバケモンなので感服せざるを得ない。広げ切った風呂敷を畳み切るのは非常に大事だと思う。たとえ四隅が多少合っていなくとも。
    元々私は多少の設定の無理や、ご都合主義があまり気にならない性質だ。

    以下、まとめ。
    ミステリとして読めば気になる点多数。
    エンタメとしては「面白い」でいいと思う。
    他のミステリの⭐︎3と比べると、、と思い、⭐︎2。
    こんなに長い感想初めて書いたかも。

  • 「このミス」の文庫グランプリ受賞作品。

    遺伝人類学を学ぶ青年。義父の連れ後だった紫陽と家族以上になるが、ある日紫陽が、失踪。紫陽を捜索する中、二百年前の人骨と紫陽のDNAが一致する。謎を巡るミステリー。

    遺伝の用語など難しい内容もあるが、簡潔ですごく読みすかった。ミステリーとしてはそこそこ。

    終わり方があっさりし過ぎていて、さらに捜索するような展開にならないのかと思った。
    「ちゃぽん」という擬音のかわいいようで、怖い使い方が残る。

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