- 文藝春秋 (2025年2月20日発売)
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感想 : 15件
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感想・レビュー・書評
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最初の資本主義とは何かを整理するところは面白かった。自分のように小学生位の知識しかなくても読める内容だったし、文が程よく区切られていて読みやすかった。必要以上に難しい言葉がないのも好感が持てた。
途中からは成田さんの、予想が展開されるのだが、まぁこれは読み物として楽しむ内容だなと思った。かなり発想が飛んでいるので、飲み屋の話と思って気軽に読むと楽しめると思う。
全体としてとにかく説明がわかりやすいので、集中して一気に読めた。
(とは言っても1週間ぐらいはかかった。)
成田さんの本はまた読みたいと思えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
成田さんの対談動画などはすごく好きでよくみておりました。本書も成田さんの洒落の効いた言い回し満載で楽しませてもらいました。
ただ、後半に行けば行くほど抽象度があがり理解するのが難しく感じました。なるほど、こういうことかと何かの例に置き換えようにも、今の現実とかけ離れすぎていて???となってしまう箇所が結構ありました。電車で読んでたら死ぬほど眠くなりました。
頭クリアにしてもう一度読みます笑 -
面白かった。前作の民主主義よりもこちらの資本主義の方が好みです。
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おもしろいな、経済学者って。 社会学や経営学は過去を可視化する一方、経済学は未来を夢想する、なんてね。
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面白かった。本に記載の通り、経済の本ではなく、22世紀の資本をめぐる世界がどうなるかに関しての壮大な妄想だと受け取って読んでみた。
この一年ほど、真面目にお金について考え直し、考えるほど「お金とは何か」がわからなくなっていた。お金に1次元の価値しかないことについては疑問に思ったことはなかったが、言われてみればそうだ。お金はUIであり、価値を規格化したものに過ぎないんだろうな。
たまに、「この人から買いたい」と思わせてくれる店員さんがいたり、「この人の料理が食べたい」と思わせてくれるシェフがいたりする。ただ、例えば同じ化粧品売り場の店員さんの場合、どんな店員さんから購入しても、私の手元に残るものの価値は同じだ。でも、買い物を体験として捉えているからこそ、きっと私以外にも「この人から買いたい」という意思を持って買い物をする人は多い。この部分をトークンとして貯める、と考えるのが、招き猫アルゴリズムと解釈した(あってるかわからないけど)。
この本は失敗作と書かれていたが、確かにこの資本主義経済が成り立つ未来は、想像できない(実現するかもしれないけれど、私のツルツルの脳みそでは実現することをイメージすることは難しい)。
でも、お金というものの考え方に、違う見方ができるようになったので、これは私にとっては価値のある本だった。本ってなんて非生産的でなんて素晴らしいんだろう。あー生産性ってなんだろう。 -
貨幣の存在論と機能的分析が豊富なデータと古典的思想から描かれており、極めて質の高い内容。この本が1100円で売られていることが異常にしか感じ得ない濃密な内容である。
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審美眼の競争
大小や高低でなく、横に逸脱する奇形たれ
稼ぐより踊れという世界が訪れる -
資本主義というのは、値段のないものに値段を与える活動である。欲しがる人がいさえすればどんなモノにも値段がつく。
そこをおちょくって、あえてこれをやってるんじゃないか…と穿って考えてしまうくらい、将来の経済についての妄想、想像を語った本。成田さんが書いたのでなければみんなこんなにこの本を読まないと思う。
資本主義は「お金」というものに価値を持たせすぎたので、今後は代替のきかない唯一無二の「人それぞれ」の価値がお金に変わっていくのではないか?というのを軸として想像が進むのだけど、お金で比べない代わりに人柄が比べられる世界になったら世の中はきっともっと窮屈だろうな。
というか、そのSF短編ドラマは「ブラックミラー」にあったよね。 -
前作とも合わせて、資本主義と民主主義をどうこうするという考えではなくて、新しい◯◯主義を探していこうという話だった。資本主義を生きているからお金のことを考えて生活しているけど、お金に関して柔軟な考え方を知れて面白かった。妄想と表していたが現実になったら次はどんな問題が出てくるんだろう?とか私も妄想を広げる機会を得られて貴重な時間でした!
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気鋭の経済学者による未来予想ものとしては、かなりレベルの高く、時間が出来れば、もう一度読んでみたい話題の一作。
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自己啓発本というより小説のような書き方という印象を受けた。
少し難しいが、資本主義の将来像が面白く描かれていた。
後書きにもあるが、お金がなくなった世界は共産主義でしょうか。
以下面白かった点をメモ。
お金から解放されるにはまずお金が必要だという世界観の中に住むかぎり、私たちがお金から解放されることはない。稼げない人間、働けない人間、値段の低い人間でも何の引け目も感じずに生きられるような経済観の人生観への転換。
測れない経済における競争は、より早く、より安く、より多くを求める効率性や収益性の競争ではない。よりユニークで、美しく、奇妙で、面白く、謎なアートークンの束を作り出そうとする、審美眼の競争である。徒競走より盆踊りに近い競争。
お金そのものがアートになり、お金とアートは一体化する。
世界初のビデオゲーム会社アタリの創業者のことば【最高のゲームには共通点がある。始めるのは容易いが極めるのが難しいことだ。最初の25%と最後の1%が鍵になる】→お金も同様。 -
資本主義以前の人に資本主義は理解できない
それと同様に、貨幣どころかお金のない「招き猫アルゴリズム」は現代人の私に理解は難しかった
■概要
資本主義を理解する
価格とは何か、を理解する
一物多価→一物無価、を説明する
そこで起きること、を予測する
■評価
長いし、エッセイ風なのが途中から飽きる。
ただ序盤は啓蒙されるものがあり、3.5くらい -
少し難しかったので勉強してある程度の知識を得てからまた読み返したい。
著者プロフィール
成田悠輔の作品
