鑑定人 氏家京太郎 (双葉文庫) [Kindle]

  • 双葉社 (2025年2月13日発売)
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  • 鑑定人 氏家京太郎
    著者:中山七里
    ナレーター:外崎友亮

    初めて中山さんの作品。おすすめに出てきて何の気なしに聴き始めたのですが面白かった!

    科捜研は名前を知れどどんな風に仕事をしているのか。
    意外にも人数が少ない事。
    調べる量の膨大さ。
    データより割り出される犯人像。

    犯人よりもこんなところからも個人の情報がわかるのか!?ゲソコンの跡でそこまでデータを割り出されるか!?とそちらに興味が湧いてしまった。

    読了日:2025/02/15

  • とんでもないストーリー。描かれる犯罪も凄惨だが,司法が酷い。こんなことが実際に起こりうるなら(起こっても不思議はないように思えるが)日本の司法など全く信用が出来ない。冤罪を防ぐどころか,冤罪を助長する仕組になっているのがどうにもならない。裁判員制度などポーズにしか過ぎず結局裁判員を裁判官が誘導するだけの仕組ならやめてしまえと思う。

    途中,敵側がかなり強硬手段に出たにも関わらず裁判が始まったら余り抵抗せずあっさり終わってしまったのは拍子抜けであった。

    そして更に決定的な証拠が加害者の汗から検出されたDNAというのが胡散臭い。単なる汗からはDNAは検出できない。

  • とある理由で科捜研を退職し、民間の科学捜査鑑定所を起ちあげた氏家京太郎。彼自身の経歴と、科捜研に思うところあって退職した人間が集って誕生した組織ということもあり、警視庁からは睨まれている。
    ある日馴染みの弁護士から持ち込まれた相談に、氏家は驚愕する。DNA鑑定に使用したサンプルを、科捜研が全て消費してしまったというのだ。


    このシリーズ、登場人物がとても好み。
    職場ではなぜか学校の先生みたいになってしまう主人公(当人ちょっと恥じらってるところがまた面白い)に、個性的で仕事に関しては妥協しない氏家鑑定センターの面々。特攻野郎Aチームやスパイ大作戦(ドラマの方)を思い起こさせるチームプレイは、見ていてとても楽しい。

    科学捜査の説明が必要な場面が多々あるため、著者の他作品に比べると説明パートが長いが、雑学スキーとしてはここも楽しく読めた。"説明文"を読まされている気分になる小説は得意ではないのだが、今作が気にならなかったのは、説明が上手いか、興味が不得手を上回ったのだろう。

    ワイダニットの選択肢があまりないため犯人はすぐわかったが、魅力的なキャラクターたちと、ストーリーの牽引力のおかげで飽きることなく完走。
    スターシステムが採用されており、逃走刑事やヒポクラテスシリーズのキャラもちょろっと登場している。そちらのシリーズが好きな方なら、さらに楽しめるかもしれない。

  • オーディブル試聴。
    中山七里さんの作品群の中でも鑑定人の話は初めて読みました。鑑定人というからには殺人事件から始まるわけですが、なかなかショッキングな内容だし、真相は最後までわからないしで一気読み! 興味深かったです!

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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