亡霊の烏 八咫烏シリーズ11 (文春e-book) [Kindle]

  • 文藝春秋 (2025年3月26日発売)
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みんなの感想まとめ

物語は、複雑に絡み合うキャラクターたちの想いや運命を描き出し、読者を引き込む魅力に満ちています。新作が待ちきれず書籍で読んだという声も多く、展開の予想ができない緊張感が作品の大きな特徴です。特に、主人...

感想・レビュー・書評

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  • 八咫烏シリーズの第2シリーズの最新作。
    一体何なんだ,この物語は。次作で完結になるらしいが一体どこに落とし込んでいくのか。もはやファンタジーではなく政争ものである。現状,独裁を続ける暴君とも見える博陸侯(雪哉)をどうやって倒すかという流れになっているが,今作でも表立って動きのなかった紫苑の宮が雪哉を討って終わりになるのではあまりにも予定調和的だしなぁ。それにしても浜木綿はどこに行ってしまったのか。雪哉は本当にどうしようもない悪人に成り果ててしまったのか。何かまだ隠された大きな謎があるのか。流石にフラストレーションが溜まりまくりなので,早く色々はっきり決着をつけてほしい。

  • 前作「望月の烏」までは、オーディブルで視聴。

    新作が出る、ということで、オーディブルのリリースまで待ちきれず、今回は書籍で読んでみました。
    (オーディブルは8月のリリースなんだそうです。)

    ここまで展開の予想ができない小説もなかなかないなぁ、と思います。

    次回が最終巻らしいのですが、どうやって色々回収するのかしら・・・。

    ページを開き出したら、もう、最後まで止められません。
    (続きが気になりすぎるから。)

    1巻からそうなのですが、もはや主人公が誰なのかもわからなくなってきています。

    それぞれの想いを知っているだけに、切ない切ない・・・。

    なんとか、それぞれがうまく、幸せになって欲しいんだけどなぁ。

    次回作が早くも楽しみです。

  • やっぱり面白いよね、八咫烏シリーズ。
    雪哉vs紫苑の宮が過熱してきたね。
    滅びゆく世界。第2部になってからはどちらかというと暗いイメージだけど、ここからどうなっていくのか楽しみです。
    個人的には雪哉ファンなので、奈月彦がいた頃のように人間味が戻ってきてほしいところ。

  • この巻で、博陸侯雪斎の根っこにあった「垂氷の雪哉」が死んでしまったのではないかという気がする。山内を守るために化物にならざるを得ない、と決意して博陸侯になった雪斎が本当に化物=倒されるべき独裁者になってしまったのではないか。自分は垂氷の次男坊でありたい、と願った少年がどのような末路を迎えるのか、それは、英雄に倒された先の山神のリフレインになるのではないか、と思うととても辛い。博陸侯の根幹にいた垂氷の雪哉が守りたかった山内の象徴としての梓、雪雉の命を奪った側が担ぎ上げる紫苑の宮が単なる「英雄」としてのポジションでいられるのか、というとそうはならないような気がしている。紫苑は紫苑で何か越えてはいけない一線を越えたのではないか。どのような気持ちで次巻が出るまでの1年を過ごせばいいのか。壮年になった推しの澄尾の姿が見られたのは嬉しいけれど、今後の展開を思うと暗澹たる気持ちになる。

  • 昨年、転がり落ちるようにハマって読んだシリーズの最新刊。読み進めるほどに、少なくなる残りページを嘆きつつ、捲る手止まらず読了!

    途中まで、あと一冊で完結という情報もあり、意外とこのままいくのか?と思ってしまったけど、そんなわけない。煮え湯を飲まされてしまった凪彦をはじめとした若い世代の再起を期待。

    最後に、とうとう雪哉の一番初めの望みが崩れることになり、胸が締め付けられる。
    紫苑の宮が雪哉を救ってくれると、ずっと信じているのだけど、どうなるか、どきどきする。

    あとふと思ったけど、治真の描写が多いのは、かつて雪哉がそうありたいと思った忠臣の姿だったりするのかな。

  • これまでしばらく出てこなかった雪哉の家族がどうなったのかと気になっていましたが…。

    途中でいろいろと復習のために過去作に戻りました。
    俵之丈と綺羅絵
    前回の登殿

    読みごたえがありました。
    書店のキャッチからこれで終わりかとも終わりましたが、終わりではなかった。

    成長した金烏代凪彦、
    政略結婚だったのに愛し合えた蛍、

    恐ろしいほどに変化のあった環境と
    恐ろしいほどに変わりのない
    あせび、融、青継…

    今回人間界は出てきませんでした。本当に終わるときは安原はじめもちゃんと出てくるんでしょうね。

    本当に作者は、どこまで先を考えた状態で1作目を書いたのか…頭の中が恐ろしい。

  • 博陸侯を脅かす亡霊。
    長い山内の歴史の滅びを選ぶのか。
    物語の終わりは近い。

  • 読んでしまう。
    トビがいい。

  • 続きが気になるーーーー!!!

  • 最新作出る度に、待ってましたと読んでます。
    初期で期待してたどんでん返しは確かになかったが、結末には閉口してしまう……。
    第二部は次回で完結予定とのことで、なかなか震えます。

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著者プロフィール

1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞受賞。デビュー作から続く「八咫烏シリーズ」は、松崎夏未氏による漫画化、中台翻訳など進行中。19年『発現』(NHK出版)刊行。

「2023年 『烏は主を選ばない(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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