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感想・レビュー・書評
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共通了解と真剣な遊び
民衆のための仏教にするために戒律を変えたり、土着の神をも包含しようとしたりと、みんなが受け入れられるようにしているのが、まさに共通了解を見出している感じがしました。宗教は対立しがちだけど、包含に持っていったのがすごいです。カオスを許す精神がないと包含できないですね。
親鸞の浄土真宗もそうですが、誰のために目を向けたときに、民衆のためなら、民衆とどう向き合うかを考えていくのがいいんでしょうね。だから、欲とも向き合う。
そして、自分の中の仏に出会うという即身成仏の考えは、ありのままの自分でいいんだ、と言っているようで、なんか自分の考えて似ていて良かったです。
ちょうどこの本を読んでいるときに、國分功一郎さんの「目的への抵抗」という本も読んでいて、最後に書かれていた真剣に遊ぶことが、密教の最後に目指す楽しいという感覚と被るところがあって、真剣に遊ぶ感覚は昔から追求してきたことで、人間やってることはあんまり変わらない、と思えたのが面白かったです。
密教面白いなって思ったけど、でもやっぱり修行は厳しいんでしょうね
欲と向き合うときに、欲の向き合い方を知らないと、欲だらけになってしまう。だから、秘密にする、というのもよく覚えておこう。
欲を禁止する方がわかりやすいけど、向き合うのは解釈の幅が広がって危険なのかもですね。
バランス問題はいつも個人で考え続けなきゃいけない詳細をみるコメント0件をすべて表示
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