高宮麻綾の引継書 (文春e-book) [Kindle]

  • 文藝春秋 (2025年3月6日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • Audible。
    何役もこなす声優さんはすごいなぁと感心。話の構成と主人公の現代的な立ち回りと性格、映像化されそうな登場人物などなど。某氏のPostに倣って聞いたけど楽しめた。
    意外と流行らないのかなぁ。

  • まず3年目でこんな同僚、こんな後輩を現実でみたことない笑

    意味のわからない理屈で、仕事が進まなかったりなのは、ありがちなケースで、もどかしさみたいなのはすごく共感できる。

    いい意味でも悪い意味でも感情が豊かな主人公とお仕事とミステリーがかけ合わさった本でした。

  • 他サイトのプルーフ版が当選したので期限もあり早速読んだ。一瞬、ラノベと勘違いしたけど、異色なお仕事小説としてとても面白く、仕事内容の深掘りが素晴らしい。商社としての子会社側からみた親会社の経営企画部門の描写がすごく良く書けてて、仕事の深みや面白さもしっかり書き込まれている。猪突猛進型の主人公で無理感はあるものの、ストーリーは破綻せず、盛り上がり方も良く、ミステリ要素も加わって、痛快な物語。これから出版されるが、かなり話題になると思う。面白い小説の定石を押さえつつ、カタルシス満点。とてもおすすめです。

  • 真剣だから、本気だから、怒りを感じたり涙が出たりする。そしてその真摯な態度は人を巻き込まずにはいられない。間違いなく好き嫌いはハッキリすると思うけど、やっぱり応援したくなるかな。
    某先生じゃないけど、「諦めたら試合終了」はどこの世界でも一緒。結果はどうであれ、その先には間違いなくおおきな成長がある。
    ⋯続編希望に一票!

  • いや、、前半の会社の描写が妙に生々しくて共感してしまった!
    最後は痛快な読み物といった感じでこう来たかーってなった

  • 商社勤務の作者が描くビジネス小説。構成としては王道のミステリーをビジネスの舞台で描いているため、しっかりと作中に入っていくことができた。一方で、下町ロケットの池井戸潤や巨大投資銀行の黒木亮など、ビジネス自体の深掘りが徹底された作者たちの作品と比べると、やや中途半端な内容。とはいえ、本作が処女作であり、今後の活躍に大いに期待。

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