図書 2025年 03 月号 [雑誌]

  • 岩波書店 (2025年2月26日発売)
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Amazon.co.jp ・雑誌 / ISBN・EAN: 4910066150358

感想・レビュー・書評

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  • 年間購読なので気がつかないでいたけれども、1月号から100円→150円に値上げしていた。何でも缶でも値上げだが、賃上げがそれに追いついていない。私はこの前の団交で、滔々と人の3倍くらいの長広告を述べた。

    それはともかく、「新年号から誌面をリニューアルし、いっそう充実した内容をお届けしてまいる所存です」という編集部宣言は、団交での経営者説明のようにイマイチ信頼はできない。とはいえ、冒頭特集の《環境を読む、私たちを知る》は読み応えあった。

    ミツバチの減少は、どうやら農薬のネオニコチノイドが原因ということで、先ず確定のようだ。害虫を神経から殺る殺傷性の高い毒で、尚且つ、作物の根や葉から植物の全体に染み込む浸透性と、種子の段階から実がなるまで長く効き目が続く残効性、尚且つ、害虫以外の昆虫にもましてや人間にも害がないという農薬メーカーの謳い文句が特徴である。ところが、21世紀になって後半は悪影響の報告が出始めたらしい。うーむ、今年の春はこの除草剤を使おうと思っていた矢先なのに…。(星川淳「温暖化のはずなのに大雪が降る不思議」)

    スズメが激減しているという。年間3.6%減っていたという。スズメだけではない。鳥の15%、蝶の33%が絶滅危惧種に匹敵する速度で減少しているという。(小林彩「スズメからの問いかけ」)

    その他、砂が枯渇している、海が危機的だ、等々を読むと、今ならば間に合う、今でないと間に合わなくなる、まだ間に合うのか、などと考え、憂鬱になる。

    さて、柳家三三「連載 落語家たちの12ヶ月」は花見の噺。いいんだけどね、これも3月じゃなくて4月じゃないのかなぁ。

    円満宇二郎さんの「漢字の水族園in広辞苑」では、春の魚の漢字の話。当然、まずは「鰆(さわら)」。特に瀬戸内は、春に回遊してくるので、鰆は岡山では比較的安く手に入ります。淡白な白身を私も好む。他にはイカナゴ(←珍しくiPhone辞書に載っていない。玉筋魚、玉助魚)、次にサヨリ(←珍しくこれもiPhone辞書に載っていない)細魚、或いは針魚、或いは魚編に箴の漢字が当てられる。海苔はこれでOKなのですが、中国語では紫菜と書くらしい。

    • bmakiさん
      私は田舎に住んでおりますが、スズメ昔と比べるとかなり減ったように感じます。
      ムクドリが増えているような。。。

      鳩や鴨、鷺はよく見かけ...
      私は田舎に住んでおりますが、スズメ昔と比べるとかなり減ったように感じます。
      ムクドリが増えているような。。。

      鳩や鴨、鷺はよく見かけます。
      ケリという鳥もよく見ます。

      一度公園でヤツガシラという鳥を見たのですが、どうやら珍しい鳥のようで、望遠レンズをつけたカメラマン50人くらい?に囲まれていました(笑)
      2025/03/03
    • kuma0504さん
      マキさん、小林彩さんによると、ひとつの要因として、耕作放棄などで、昔からの里山の開けた環境が無くなったことで、自然のバランスが崩れているらし...
      マキさん、小林彩さんによると、ひとつの要因として、耕作放棄などで、昔からの里山の開けた環境が無くなったことで、自然のバランスが崩れているらしいです。他にはオナガやセグロセキレイ、蝶ではイチモンジセセリ、植物はカタクリ、キキョウ、フジバカマなどが減少。ムクドリはその条件から外れているのかもしれませんね。 

      ほんの10年前までは、すぐ近くでスズメの砂浴びをよく見ていたし、見ていなくても、この穴ボコは砂浴びの跡だなとわかっていたのですが、耕作放棄がひとつ二つ進んだだけで、そういえばという感じで、もう3-5年見ていないことにふと気がつきました。
      ちょっと寂しいです。
      2025/03/03
  • 特集が"環境を読む、私たちを知る"で、ちょっとジックリ読みたい感じ。

    4月刊行予定の本
    啓蒙の海賊たち あるいは実在したリバタリアの物語 デヴィッド・グレーバー(David Graeber)、酒井隆史(訳)
    生活保障システムの転換 -<逆機能>を超える 大沢真理
    丸刈りにされた女たち -「ドイツ兵の恋人」の戦後を辿る旅 藤森明子:現代文庫※単行本2016年刊
    自分の感性くらい 茨木のり子:現代文庫※単行本(花神社)1977年刊
    賢者ナータン レッシング、笠原賢介(訳):文庫※新訳
    芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚 澤西祐典、柴田元幸(編訳):文庫
    俳諧大要 正岡子規:文庫
    平和の条件 E・H・カー、中村研一(訳):文庫※新訳
    緑地と文化 -社会的共通資本としての杜[もり] 石川幹子:新書
    ブラック・カルチャー -大西洋を旅する声と音 中村隆之:新書
    ラジオの、光と闇 -高橋源一郎の飛ぶ教室2 高橋源一郎:新書
    ケアと編集 白石正明:新書
    カラー版 本ができるまで 増補版 岩波書店編集部(編):ジュニア新書※旧版2003年刊
    森のユキヒョウ C・C・ハリントン(C.C.Harrington)、中野怜奈(訳):STAMP BOOKS

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