小説現代 (4 2025 Apr.) (月刊誌)

  • 講談社 (2025年3月22日発売)
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Amazon.co.jp ・雑誌 / ISBN・EAN: 4910047570458

感想・レビュー・書評

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  • 全編公開「ブーニーズ」中真大さん
    地方都市×ヒップホップ これが令和の青春小説!と銘打った作品。
    両親が不仲で、貧しい環境に育った主人公が音楽と出会い、仲間とつるみ、夢を追い求めていく物語。
    キラキラした青春ではなくて、埃っぽくて汗くさくてうっすら暗くて、光が見えるのはほんのひとときで。
    ドラッグや暴力、金にまみれた主人公の青春は古い映画を見ているようだった。ヒップホップには全く興味がない私には読んでいて分からないこともたくさんあったけど、こういう世界があるのかと知ることが出来た。

    「Thank you for your understanding 」凪良ゆうさん
    あるマイノリティの主人公が家族に理解されないと決めつけて、対峙する。
    その決めつけこそが、自分は特別だと自身が1番思っていたと家族との対話を通して気付いていく様に、「そういうことある。まさに穴があったら入りたい」位の恥ずかしさを自分の思い上がりに感じることってあると、深く納得した。
    大きなことを前にして、小さな些細なことをおざなりにしてどうせ理解されないしと放棄してしまうことってある。
    さすが、凪良ゆうさんだなぁと思った。

    「薄明のさきに」 朝宮夕さん
    小説現代長編新人賞受賞作の抄録

    納棺するためにご遺体を修復し整えるお仕事の話。
    目を背けたくなる場面が続いた。
    でも、目を背けずご遺体に向き合ってお仕事をされている人たちがいるんだなと改めて知った。
    登場人物たちもそれぞれ、深い心の傷があるようで仕事をしながら、折り合いをつけているようで先が気になるので刊行されるのが楽しみ。

  • ●第19回小説現代長編新人賞受賞作『薄明のさきに』抄録 朝宮 夕

    葬祭業の中でも特殊な部類の仕事。「湯灌」や、損傷の激しい遺体の「特殊復元処置」等、そういった仕事があることを私は初めて知った。

    『最期を見なかったことで、残された人の心に大きな蟠りを作ることがある。だから、最後に顔を見てお別れできるようにしたい。それが、残された人たちにとって、少しでも前を向くきっかけになるように。(中略)残された人が、大切な人を失った自分たちが、これから先も生きていけるようにと。』
    『ご遺体に対して、余計なことは考えない。ただ目の前の現実を受け入れ、最後に寄り添う。それ以上のことはなにもいらない。』
     受け入れ難い現実を、喪失を、故人本人や遺された人々に寄り添い想いを寄せてくれる人がいる。そのことに少しだけ救われる思いがした。

    特殊復元処置衛生課(通称二課)に所属するメンバーのキャラクターも全て魅力的。一人一人が何か重たいものを抱えているのが分かる。それがこれから少しずつ紐解かれていくんだろうけど、それを「知りたい」と強く思える魅力が全員にある。

    本作の全編が7月刊行予定な単行本に収録されるようなので絶対に買う!これは久しぶりに星★5の予感!早く読みたいっっ!!

    ●Thank you for your understanding 凪良ゆう


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著者プロフィール

監修・執筆 深田晶恵
個人のお金の相談を受けるファイナンシャルプランナー。(株)生活設計塾クルー取締役。
金融商品や保険商品の販売をせずに、中立的な立場で退職後の生活設計などの相談を受けている。高齢の夫の両親と同居の経験もあり、高齢者へのアドバイスに定評がある。著書は『知識ゼロの私でも! 日本一わかりやすいお金の教科書』(講談社)など多数。

巻頭料理特集 『かんたん! おいしい! 手間いらず 冷凍うどんのすすめ』(上田淳子)
兵庫県神戸市生まれ。辻学園調理技術専門学校の西洋料理研究所職員を経て、渡欧。帰国後は東京のサロン・ド・テでシェフパティシエとして勤務したのち、料理研究家として活動。作りやすい家庭料理レシピが好評。『冷凍お届けごはん』『ひとりでできる 子どもキッチン』(以上、講談社)など著書多数。

週末コラム 『健康になる食生活』東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 濱裕宣・赤石定典
健康と栄養のバランスを大事に、日常生活の中で活かせる食事のノウハウの普及を目指している。栄養のプロの知識と科学に基づいたわかりやすい解説に定評がある。

「2022年 『かんたん年金家計ノート 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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