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- honto ・電子書籍
- / ISBN・EAN: 9784797382303
感想・レビュー・書評
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『とある弁当屋の統計技師(データサイエンティスト)』の新しい統計小説(?)ということで読んでみた。
今回は回帰分析や因子分析やテキストマイニングと解析ジャンルが幅広い。最初の方は統計の基本の平均から始まるので、統計をよく分からない人でもわかりやすくなっていると思う。
それにしても、統計や確率をよく分かってない人って、100人に1人当たるというくじにたいして、100人異常引いて一人も当たらなかったらおかしいと思うのだろうか。普通によくあることだろと自分は思ったのだけど。
それと、この主人公の人生経験が少なすぎるんじゃないかと思った。オッズという言葉を知らないのはまだ分かるけど、サイコロを使ったことがないという言葉に驚いた。その後に、ヒロインの一人が「いまどきの若い子にサイコロは無理ですよー」なんて言っていてそれがまた衝撃だった。実際、最近の20歳そこそこの日本人でサイコロを使ったことがない人って少ないのだろうか?
それと、自分は最近、Rを使うことがめっきり無くなったけど、最近はパイプ処理というのがR界隈で人気らしい(本書でもほとんど、その手法でコードが書かれていた)。パイプ処理じゃない言語を無理にパイプ処理にしなくてもなぁ。逆にややこしいような気がするのだけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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