傲慢と善良 [honto]

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  • 朝日新聞出版
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  • honto ・電子書籍
  • / ISBN・EAN: 9784022515957

感想・レビュー・書評

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  • ”どうして彼女は結婚しないのか?”
    結婚したいと思ってはいるんだけど ......と 言うワリに結婚しない ... 可愛い子なのにどうして ..? そのワケを あまりにも直裁に書いている。
    知り合いなら 絶対に言わないようなことを書いちゃってるのよ これ。
    やっちゃったな辻村深月!
    いや、ちがう、タイトル見て気づけよ私ww
    『傲慢と善良』だぞよ

    電子書籍で立ち読み そのまま ずるずると購入。
    一気読みしてしまった。

    スムーズな導入 2ヶ月前の大げさな出来事。
    最初は失踪ミステリーなのか?と思った。
    そこから1枚づつカードがめくられる。
    都会育ちでナイス・ルッキング、高学歴・お金もそこそこありそうで感じの良い架(かける)の 自分でも気づいていないダメっぷり。
    ん、これ、あかんタイプやわ。。。

    相手の真実(まみ)は前橋から上京してきたらしい。
    彼女の両親の田舎っぽさ、お見合いおばさんの手強さ (やっぱり地方都市って東京にはない何かがある)

    そして大転換。
    一筋縄じゃいかない架の女友達たちのしたたかさ ああいるいる。。書くんだこれ。。こわいわ〜 ww

    そして真実の事情に移る。
    母も娘も これまた いるいるこういうタイプ。。
    穏やかそうで面倒くさい人。悪気がないからこそ厄介な人。
    うまくいかないわけだ、これじゃ。。。

    この露悪っぷり、どう収束させるのだと思ったら、後半は東北でのボランティアが出てきた。
    唐突に出てきたようで 違和感がない。
    そして 最近有名になったアレですよ!
    津波の被害を受けた土地での 仕事が 真実に縁をつないでいく。
    見ず知らずのおばあちゃんの言葉に すべてがおさまる。
    せっかくの露悪路線、こんなに綺麗におさめるなよ〜www

    でもわかるわ ...
    遅いけれども 親離れのための時間 本当に巣立つための準備。better than never

    100点じゃないから良い。
    あばたもえくぼ。
    われなべにとじぶた。

    これ映像化するとしたら 女優さんが難しいなぁ ...
    でも観たい。
    三波神社を観てみたい。
    そんなディテイルも良かったです。

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著者プロフィール

辻村深月(つじむら みづき)
1980年山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、2017年『かがみの孤城』で「ダ・ヴィンチ ブックオブザイヤー」1位、王様のブランチBOOK大賞、啓文堂書店文芸書大賞などをそれぞれ受賞。本屋大賞ノミネート作も数多く、2018年に『かがみの孤城』で第6回ブクログ大賞、第15回本屋大賞などを受賞し、2019年6月からコミック化される。他の代表作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ハケンアニメ!』『朝が来る』など。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。2020年、河瀬直美監督により『朝が来る』が映画化される。

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