免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か [DMM.com]

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  • / ISBN・EAN: 9784065144343

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと難しいかな。
    昔、白血球、赤血球、血小板としか習っていなかった文系人間にとっては、白血球にも好中球、好酸球、マクロファージとか色々あるという時点で、どこかで聞いたことがある名前だけれど、白血球の一種だったのねという感じ。免疫の働き方もまったく詳しくなかったので、知見を新たにした。一読しただけで、既に覚えていないけれど。
    最後のほうの健康食品についてのくだりは、わかりやすくなって、参考になった。特保といえどもあてにならず、普通に腹八分目で、適度に運動してといった常識的な方法の方が健康にはずっと大切。企業は所詮金儲けが主目的なので、消費者庁の許可を得た特保だから何らかの効果があるだろうと考えるのではなく、法律上、効果を謳うことはできない商品なのだから、効果は基本なく、あったらラッキーぐらいに考えないといけないということがわかった。CMで元力士が膝を回しても、グルコサミンは膝痛に効果がないことが科学的に証明されているという話には笑ってしまった。高いグルコサミンを買うよりも、この本を買った方が安上がり。いずれにしても膝痛は治らないけれど。

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著者プロフィール

宮坂 昌之(みやさか まさゆき)
大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授。一九四七年長野県生まれ。京都大学医学部卒業、オーストラリア国立大学大学院博士課程修了。金沢医科大学血液免疫内科、スイス・バーゼル免疫学研究所、東京都臨床医学総合研究所を経て、大阪大学医学部教授、同・医学研究科教授を歴任。医学博士・PhD。著書に『分子生物学・免疫学キーワード辞典』(医学書院、共著)、『標準免疫学』(医学書院、共著)、『免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何『免疫力を強くする 最新科学が語る免疫とワクチンのしくみ』『新型コロナ 7つの謎』(いずれも講談社ブルーバックス)『新型コロナワクチン 本当の「真実」』など。

「2022年 『新型コロナの不安に答える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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