ブンと太一と十月の朝 [パブー]

著者 :
  • パブー
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レビュー : 7
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感想・レビュー・書評

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  • 60年代の横浜――港町を思い出させる風景。
    身体の傷と忘れた記憶。
    苦悩と絶望ではなく、絆と希望の物語は、読み終わった後に心に染み入るような、幸福がある。

  • 世界観とキャラの心情描写がとても胸にせまります。
    作品の醸し出す雰囲気がとても良くて、読み終わった後も、ブンと太一のその後が気になってしまって、しばらくしんみりしてしまいました。

    ブンは母親に会えたかなぁ、とか、ブンと太一は、また一緒に笑って過ごせるといいなぁ、なんて考えてしまいます。

    元々著者の商業誌漫画を読んだ事があって、気になって久しぶりに検索してみたところ、現在は著者の方のサイトもあり、サイト内にあれこれイラストもありで、数日見入ってしまいました。

    動物戦場まんがシリーズ、いいですね!
    漫画化はされていないようなのですが、サイト内で漆黒のノラ、とかジープ君とヴオムさんのイラストを見てると、お話がすごく気になってしまいます、特に後者はイラスト背景の絵作りがとても好きです。

    話題がそれてしまいましたが、この作品を見れてよかったです。

  • 凄く良かった!アニメの作画のような絵が更に読みやすくしている。途中の戦争シーンも迫力があった。これはオススメです。

  • 同氏が商業誌に書いた『タクちゃん』(2000年)という作品を思い起こさずにいられなかった。図体が大きく、髭や筋肉など身体的に成熟していても何処か病的に多幸的euphoria()なオトナ、と小柄で軟弱だがどこか冷めて鋭敏にモノゴトを把握しているコドモ。 子供のようなオトナと大人のようなコドモ の関りは束の間の蜜月をもたらすが、やがて何らかの暴力によって破綻する…。 このテーマ。『タクちゃん』ではそれは性愛と精神発達遅滞が引き金だった。今作では1940年代の東アジア史実をモデルにした戦争が役割を引き受けている。次回ではどうなるのだろう?

  • 良作は自分の脚で探せって事だな。
    こう言う人って、なんで世に出ないんだろう。

  • 動物キャラで描く戦場漫画。ものすごい画力、アニメの作画監督かと思った。ラストシーンがじんわりとよいです。

  • 小さな日常の幸せが、ある出来事からボタンの掛け違いの様にすれ違い、居づらいものになってしまう。そして新たな出発の朝をむかえる。
    長い年月が流れ、ふと甦る幼い頃の忘れられない印象、「あの記憶は何だったんだろう」と、誰にでもある「出会いと別れの記憶」が昭和テイストと相まって懐かしく、切なく、胸に迫ります。

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