人はなぜ太るのか

著者 :
  • 岩波書店
3.27
  • (1)
  • (2)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 楽天 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784004310563

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ①150716

  • 『人はなぜ太るのか』というタイトルだが、その結論は簡単で難しい。
    簡単に結論すれば、「消費するカロリー以上に摂取すれば太る」ということになるが、食事の内容や食べ方、遺伝子の影響など、分解すれば様々な要素で太りやすさが変わってくる。
    したがって、何をどれくらいにすれば痩せるかというのを一口に言うのが難しい。
    書店にも様々なダイエット本が並ぶが、著者の個人的なダイエット体験が書いてあるだけで、自分に当てはまるかどうかは不明である。
    したがって、ダイエットに関しても、「こうすれば痩せやすい」という一般論は言えるが、各論は難しい。

  • 一日の摂取カロリーは1500
    炭水化物55パーセント
    たんぱく質25パーセント
    脂肪20パーセント

  • 第一章の「肥満の仕組み」は読みごたえありました。医学的見地からの太る仕組みの解析部分は、この本を購入した目的を凝縮していたので、残る第二章、第三章、第四章は他の本で、読んで知っている意外と軽い知識だったのでチョット尻窄み気味。

  • 健康診断前に気になって手にしました。
    人はなぜ太るのか。答えは複数の要因があって、個人の事情によって異なる。
    では、太るとどんなことがおこるのか。また、痩せるにはどうしたらいいか。
    データをもとに淡々と検証する痩せぎみの著者が、あとがきで、ちょぴり太りたい、とつぶやくのがお茶目だ。

  • けっこう専門的な内容で、素人にはそんなに解りやすくはない。
    でも、広く真摯に話題を展開していると思う。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

新潟大学名誉教授。医学博士。専門は予防医学、長寿科学。
1946年京都府に生まれる。新潟大学医学部卒業。1990年より同大学医学部教授。
米国学会誌IEEE Transactions on Biomedical Engineering共同編集長、学会誌『生体医工学』編集長などを務める。
1981年新潟日報文化賞、2001年臨床病理学研究振興基金「小酒井望賞」受賞。
著書『人はなぜ太るのか』(岩波新書)、『ほどほど養生訓』『放射能と健康被害 20のエビデンス』(日本評論社)、『がん健診の大罪』(新潮社)ほか多数。

「2018年 『血圧の薬はやめてもよいか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡田正彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×