マヤ文明

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  • 岩波書店
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  • / ISBN・EAN: 9784004313649

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  • 帯にあるように、マヤ文明は「謎でもない、神秘でもない」
    旧大陸の四大文明と並ぶ一次文明(もともと何もないところから独自に生まれた文明)のひとつであるとする著者の主張に同意する。
    さまざまな”世界史”本が流通しているが、その大半は旧大陸の四大文明(酷いモノだとメソポタミアとエジプトだけのものもある)だけを大きく取り上げてた旧い西洋中心史観である。
    そんな旧い世界史ではなく、新大陸の2文明を含めた、真の世界史が述べられるのは、いったい何時になるのだろうか。

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著者プロフィール

茨城大学人文社会科学部教授(マヤ文明学,メソアメリカ考古学,文化人類学専攻)。
1962年京都市生まれ。東北大学文学部史学科考古学専攻卒業。ピッツバーグ大学人類学部大学院博士課程修了。人類学博士(Ph.D.)。1986年以来,ホンジュラスのラ・エントラーダ地域,コパン遺跡,グアテマラのアグアテカ遺跡,セイバル遺跡,メキシコのアグアダ・フェニックス遺跡や周辺遺跡などでマヤ文明の調査に従事している。「古典期マヤ人の日常生活と政治経済組織の研究」で日本学術振興会賞,日本学士院学術奨励賞を受賞。日本を代表するマヤ文明学の推進者。
【主な著書】
『マヤ文明を知る事典』(東京堂出版,2015年),『マヤ文明 密林に栄えた石器文化』(岩波新書,2012年),『古代メソアメリカ文明 マヤ・テオティワカン・アステカ』(講談社選書メチエ,2007年),『古代マヤ 石器の都市文明[増補版]』(京都大学学術出版会,2013年)など多数。他,欧文による研究書・論文多数。

「2022年 『マヤ文明の戦争 神聖な争いから大虐殺へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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