たぬきの冬

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  • 朝日新聞出版
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  • 楽天 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784022548504

感想・レビュー・書評

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  • たまに載っている線画のイラストを眺めながら、こういう本、どこかで読んだな、という気がしてならなかったが、思い出した。子供の頃に読んだシートン動物記。

    似ているわけではない。雄大なドラマがあるわけではない。登場するのは著者が生態学者、というよりナチュラリストとして付き合った、北海道のそこここの小さい生き物たちだ。ちょっと不思議な生態にふれてみたり、著者自身の思い出話になったり、エッセイの味わいだ。だが、そこから受ける印象は、どこかに共通の部分がある。

    大切に読もう。

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著者プロフィール

北海道大学名誉教授。専攻は動物生態学、森林科学。1934年、長野県諏訪市生まれ。北海道大学農学部卒業後、高校教員を経て、同大学院修了(イワナの研究で農学博士)。1973年から23年間、北大苫小牧地方演習林長。同演習林の森林を総合的自然研究の拠点とするとともに、市民と自然の交流の場として開放。著書に『イワナの謎を追う』『森林と人間』『自然は誰のものか』など。

「2022年 『たぬきの冬 北の森に生きる動物たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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