テレビ業界で20年間ディレクター、プロデューサーとして活躍、数々の賞を受賞する。テレビの仕事では収入もあり、それなりに楽しんでいたが、自分自身で愛すべきキャラクターを作りあげた経験はないことに気づく。一念発起して仕事を辞めると、執筆のためだけに家族と共にフランスに移り住み、1年半かけて処女作『サンクトゥス』を書きあげた。続編となる本作『ザ・キー』も、世界中で好評を得ている。 「2015年 『ザ・キー 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」