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青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
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初めは残酷な思考をするなぁと思ったが、最後まで読むと、底には猫への愛があるように感じられた。
この作品を読んで、猫という生き物の尊さは、あの生命力にあるのではないかと感じた。
本文の中で、化粧道具について苦言を呈しているように、パーツに分かれてしまった猫に猫としての良さは無いだろう。
猫の耳に触れたときのあの反発力、爪の力強さ、毛並みの美しさ、体温、足の裏の湿り気に至るまで、全てが猫を構成する素晴らしい要素であり、生命力の所以である。
梶井基次郎が猫好きだったのかは知らないが、こんな文章は猫好きでない限り生み出せないと思う。
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とある漫画に登場し、気になったので読んでみました。短くて読みやすかったです。
別に猫の耳をパチンとしてみたくはならないかな。 -
猫に対して、梶井基次郎のサドな部分が急に出てくる。とても好き。
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猫好きにとっては読んでいて辛いというか腹が立つ話。でも最後は…。後味がなんだか悪いのは、自分が猫好きだからだろうか?
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夜、歩いて帰りながらクスリとしつつ読んだ。
猫の足の裏を想像しつつ家に着いた。 -
噛んじゃった……!
著者プロフィール
梶井基次郎の作品





