銀河鉄道の夜 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
4.21
  • (14)
  • (13)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 93
レビュー : 11
  • 青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 流れるような文体に美しい描写。淀みなく流れる文章は、まさに銀河。天の川そのもの。
    易しい言葉のようで、実は優しい言葉でもある。その文章が好きだった。

    自分が犠牲になっても、周りが幸せであれーーー

    恥ずかしながら内容をほとんど知らなかったため、氷山の話にさしかかったときに冷やっとした。こんな悲しい旋律が、銀河に隠されていたなんて。

    主題ははっきりとは掴めなかった。

    でも、死を見つめながら生きることをジョバンニをとおして描いているのではないだろうか。

    お父さんが今夜はありがとう、とジョバンニに言ったこと。僻み気味で自分中心だったジョバンニの心に何か変化を与えたに違いない。

    あと印象的だったのが、ジョバンニだけ、特別な切符だったこと…。その時点で、もう決まっていたのだよね…。

    切なく、けれども美しい物語。

  • 新潮文庫の「新編 銀河鉄道の夜」に収録されてる
    ものをまとめて読んだ中での一篇。

    この話自体は再読。

    判読できない文字があったり、ページが抜けていたり…
    それでも作品として成り立ってしまうのが凄いことかと。
    子供の頃に観た登場人物たちがネコの映画を観ているから、
    どうしてもイメージはそうなってしまう。

  • これは童話なんだろうか?よくわからない空想の世界が延々と続いた後の、終結部分で繰り広げられる怒涛の展開は難解だった。wikipediaを読んでふ〜んそういう解釈なんだ、と解ったような解らないような狐につままれたような気分。それにしてもスケールの大きい空想力。途中に数カ所原稿が失われている部分があるのに、これだけ語り続けられるのは凄いと思う。賢治さんには少し長生きしてもらって、作品を完成して欲しかった。

  • 宮沢賢治は人生における幸せや義務といったものを何度も何度も自分に言いつけ続けてきたんだろう
    比喩表現が非常に豊かだ
    目から入る自然のものや人が彼にはそれほど情報量の多い激動や静物だったかもしれない
    こんな言葉遣いしてみてえ~

  • memo:青空文庫にて。

  • 今年ロボット演劇「銀河鉄道の夜」を見て再読したいと思っていたので、なんとか今年中に読めた。
    独特の音の表し方、それでも、なんとなく分かるような気もするのが凄い。

  • 再読 -- 2013年03月29日

  • 好き。

  • 読み終えて、えも言われぬ感覚に襲われる一冊。
    初めから終わりまで、宮沢賢治ワールドに翻弄されました。
    もう一度読みたい、読んだらもう少し分かるかなという雰囲気です。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大正・昭和時代の詩人・童話作家。岩手県出身。農学校の教師をしながら,詩や童話を書いた。『銀河鉄道の夜』『どんぐりと山猫』等の童話や、詩『雨ニモマケズ』など名作を多数創作。

「2018年 『注文の多い料理店/野ばら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮沢賢治の作品

ツイートする