インドラの網 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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感想・レビュー・書評

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  • 学者アラムハラドの底本のタイトルだった気がする。
    静謐で冷たい鉱物質な世界。なのに光と色、躍動的な時間の変動が木霊する不思議なツェラ高原。彼の心の景色。心象。
    彼の心はもう地上から羽ばたき宇宙の中へ飛び込んでいた。インドラの網――そうとしか彼は表現しようがなかった。そこから立ち戻ってきた彼の願いを描く銀河鉄道とは違い、そこを見てしまった彼の心の叫びが静かな高原に響き渡っている。

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著者プロフィール

宮沢賢治(みやざわ けんじ)
1896年岩手県花巻市に生まれる。中学生の頃から短歌制作を開始し、盛岡高等農林学校卒業後、童話を書き始める。1921年に稗貫学校(のち花巻農林学校)の教師となり、詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を刊行。26年農学校を退職して、みずから農民となり、33年に37歳で病死。主な作品に、童話「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」、詩「永訣の朝」「雨ニモマケズ」などがある。

「2019年 『セロひきのゴーシュ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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