身投げ救助業 [青空文庫]

  • 青空文庫 (1999年4月15日発売)
  • 新字新仮名
4.00
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 4
感想 : 1
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  確かに清水寺の舞台から飛び降りている人って江戸時代多かったそうなんです……。死ぬところがないというのも大概だなあと思ってたけど、捉えようによっては精神的に地獄(救いを求めるべき寺院が多くあるというのに……?)。
     入水自殺しようとしている人を助けていたお婆さんの話が主。いざ自分がその立場になって初めて知る屈辱。本能的に行きようと動いてしまうけれど、果たしてどちらが地獄なのか……?

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1888年生まれ、1948年没。小説家、劇作家、ジャーナリスト。実業家としても文藝春秋社を興し、芥川賞、直木賞、菊池寛賞の創設に携わる。戯曲『父帰る』が舞台化をきっかけに絶賛され、本作は菊池を代表する作品となった。その後、面白さと平易さを重視した新聞小説『真珠夫人』などが成功をおさめる一方、鋭いジャーナリスト感覚から「文藝春秋」を創刊。文芸家協会会長等を務め、文壇の大御所と呼ばれた。

「2023年 『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菊池寛の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×