恩讐の彼方に [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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感想 : 5
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感想・レビュー・書評

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  • かつては悪いやつだったけど、改心して聖となる、という、良くあるといえばよくある話。
    ここで凡人が勘違いしがちなのは、悪いことしても謝ったから良いよね?みたいなところで、謝って済めば警察は要らんというやつである。
    そういう意味では、このおっさんくらい人間の限界に挑戦するレベルじゃないと許されんということですよ。厳しい話ですが。
    でもトンネルが繋がるのって、やっぱ男のロマンよね。

  • 読みやすくてストーリーもわかりやすかった。

    内容も、面白く現代小説の感覚でさっくり読めた。

    復讐する息子を無理矢理周囲が説き伏せたら後味悪かったかもだけど、本人が納得して、復讐を遂げなかったことに意味があると思う。

    印象にも残ったし、外の作品も読んでみたい。

  • 刑罰というのは、何のために有るのか?

    被害者の感情を酌む為にあるのか?
    罪に対して、抑止力のための罰か?
    加害者が悔い改めるための業なのか?


    地元だし、秋だし耶馬溪と羅漢寺に久しぶりに行ってみるか。

  • 大誓願という言葉を覚えた作品。

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著者プロフィール

菊池寛

一八八八年(明治二十一)香川県生まれ。本名・寛(ひろし)。第一高等学校を中退後、京都帝国大学英文科に入学。芥川龍之介、久米正雄らと第三次、第四次『新思潮』に参加。京大を卒業後、時事新報社に勤務するかたわら小説を発表、『無名作家の日記』『忠直卿行状記』『恩讐の彼方に』などで世評を得る。一九二〇年(大正九)に発表した『真珠夫人』が成功をおさめ、以後、約五十篇に及ぶ通俗小説を発表。その他の小説・戯曲に『父帰る』『藤十郎の恋』『蘭学事始』『入れ札』などがある。雑誌『文藝春秋』の創刊、文藝家協会の設立、芥川賞・直木賞の創設、映画事業への参画など、多方面に活躍した。一九四八年(昭和二十三)死去。

「2021年 『受難華』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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