ごん狐 [青空文庫]

  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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感想・レビュー・書評

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  • 成井さんのドラマ・リーディングの1篇。
    脚本も原作からほとんど割愛なし。
    終わり方の唐突で救いのないところ、どう解釈する?

  • すこし前NHKのてれびえほんでやっていたので。やっぱりさいご、せつない。

  • 29歳の若さで世を去った新美南吉の代表作。4,595文字。
    どこかのサイトで擬音の効果が素晴らしい作品として紹介されていた。情景や登場人物の躍動感がありありと目に浮かび、生きることの悲哀が胸に迫る。

  • 能登麻美子おはなしNOTE 

    子どもの頃、教科書で読んだ時は特になんとも思わなかったけれど、大人になって、能登さんの朗読で改めて聴くと、ごんの抱える人恋しさや、境遇の似ている兵十となら、友だちになれるのではないかという淡い期待がしみじみと感じられる。

    自分のしたことを神様のしたことだと言われてつまらないと考えたのは、ごんが兵十と友だちになりたかったからではないかな。兵十に姿を見られたのだって、自分が贈り物をしているのだと知って欲しくて、わざと見つかるようにしたのではないか?

    彼等はほんの一瞬でも、心を通わすことができたのだろうか?それとも、火縄銃から出る青い煙は、ごんの願いがはかなく消えた証拠だろうか。

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著者プロフィール

1913年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。中学時代から童話を書き始め、『赤い鳥』『チチノキ』などに投稿。東京外国語学校在学中に病を得、20代後半の5年間は安城高等女学校(現・県立安城高等学校)で教師をしながら創作活動を続けた。1943年、29歳の生涯を終える。代表作に「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」「手袋を買いに」「でんでんむしの悲しみ」を始めとして、多くの童話・小説・詩などの作品を残す。

「2024年 『だれのかげ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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