猫町 散文詩風な小説 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 猫の精霊ばかりの住んでる町に迷い込んだ男の話。
    白昼の幻燈、幻想的で奇妙。

    旅は「同一空間における同一事物の移動」にすぎない。
    冒頭から明確で面白い。

    猫、猫、猫、でも猫があんなに一糸乱れず神経質に人を真似れるだろうか、確かに全くもたなさそうで笑える。

  • 授業でアルジャーノン・ブラックウッドの「Ancient Sorceries」を読んだ際に紹介された作品。

    雰囲気や状況は非常に似たものがあります。
    ブラックウッドの作品のほうが先に書かれたようですが、猫町に影響を与えたのかはわかりません。
    猫とはやはり西洋を問わず魔術的な要素を持つものとされるのでしょうか。

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著者プロフィール

萩原朔太郎
1886(明治19)年11月1日群馬県前橋市生まれ。父は開業医。旧制前橋中学時代より短歌で活躍。旧制第五、第六高等学校いずれも中退。上京し慶応大学予科に入学するが半年で退学。マンドリン、ギターを愛好し音楽家を志ざす。挫折し前橋に帰郷した1913年、北原白秋主宰の詩歌誌『朱欒』で詩壇デビュー。同誌の新進詩人・室生犀星と生涯にわたる親交を結ぶ。山村暮鳥を加え人魚詩社を結成、機関誌『卓上噴水』を発行。1916年、犀星と詩誌『感情』を創刊。1917年第1詩集『月に吠える』を刊行し、詩壇における地位を確立する。1925年上京し、東京に定住。詩作のみならずアフォリズム、詩論、古典詩歌論、エッセイ、文明評論、小説など多方面で活躍し、詩人批評家の先駆者となった。1942年5月11日没。

「2022年 『詩人はすべて宿命である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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