野菊の墓 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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本棚登録 : 27
感想 : 3
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感想・レビュー・書評

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  • 主人公が民子を思う気持ちは、嫁いだ後も決して変わらない。学生時代にこの物語を読んだ時には実感が沸かなかった。けれど、これは「恋」ではない、「愛」なのだと今なら理解できる。

  • すごく好きな作品。幼馴染み同士の安らかな愛情と深い悲しみが染み入る。
    短編の中に喜び、もどかしさ、理不尽、慟哭の感情が溢れて、淡々と語られる中に真に迫るものがある。個人的には年上幼馴染みとして民さん以上のキャラクターはちょっと思い付かない。

  • 小説批評講座の課題で読んだ。主人公を取り巻く周囲の自然環境の描写がとても豊か。野菊や野葡萄のように、飾りっ気なく大切な人をただ好きでい続けたい、そんな風に感じた。

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