舞姫 [青空文庫]

  • 青空文庫 (1997年10月8日発売)
  • 旧字旧仮名
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青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

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  • 学生の頃から成績優秀で才知に長けた主人公が官職に就いて渡ったドイツですったもんだのあげく自分のせいで精神に異常をきたした身重の現地妻を捨てて出世の道を選び帰国する話。とこう書くと酷い話だが本当にそういう話。舞姫って踊り子さんだったのか。境遇からすると多分ストリッパーかそれに近い職業なのだろう。エリスはあまりに無垢な娘のようだが、知らない人に親切に話しかけてもらったからっていきなり父親の葬式の金貸してくれとか、ちょっとどうかと思う。『パラノイヤ』を発症するにしても、腹に子供いるのに男の裏切りを知ったからってそんな完全な人事不省に陥るだろうか。もしかしてもともと頭がちょっとアレな娘なんじゃないか。文語体なんで読み落としてる箇所がありそう。とはいえ豊太郎がたいへんなクズなのには弁護の余地はない訳だが。

  • 読む前は勝手な先入観でピュアなイメージを持っていたんですが、いやー、酷い話でした。読み終わった時の感想は、「えっ?・・・」でした。

  • ヤンデレ美少女。

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著者プロフィール

森鷗外(1862~1922)
小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医。本名は森林太郎。明治中期から大正期にかけて活躍し、近代日本文学において、夏目漱石とともに双璧を成す。代表作は『舞姫』『雁』『阿部一族』など。『高瀬舟』は今も教科書で親しまれている後期の傑作で、そのテーマ性は現在に通じている。『最後の一句』『山椒大夫』も歴史に取材しながら、近代小説の相貌を持つ。

「2022年 『大活字本 高瀬舟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森鴎外の作品

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