現代日本の開化 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 明治44年の和歌山における講演の記録.これも子供に教えられた.

    この中で夏目漱石は日本の文明開化の特質を,明治維新後の開国によって怒涛のように押し寄せた西洋の文明に由来する外来的なものであることとしている.そしてその開化が急速に進む過程で人間の受容力との齟齬をきたしていると指摘している.(そうして半世紀後,丸山真男が外来の民主主義が日本に根付いていないことを嘆くことになるわけだ.)

    現代はどうか.開化どころか,文明の引き潮といった感じだが,それに足を取られないようにするのはやはり大変で,もはや夏目漱石のように個人で立ち向かえるレベルではなくなっている気がする.

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著者プロフィール

夏目漱石(なつめ そうせき)
1867年2月9日 - 1916年12月9日
江戸・牛込馬場下(新宿区)生まれの小説家、評論家。本名は「夏目金之助」(なつめ きんのすけ)。1890年、帝国大学文科大学英文科に入学。1895~96年には『坊っちゃん』の舞台となった松山中学校で教鞭を執る。1900年、イギリスに留学。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載し始め、作家活動を本格的に開始。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に『三四郎』『それから』『こころ』などの代表作を連載。日本の文学史に多大な影響を与えており、作品は多くの人に親しまれている。学校教科書でも多数作品が採用されている。

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