野分 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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感想・レビュー・書評

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  • この作品も自分の教養のなさを棚に上げて、読みにくいと思った。
    読み方も良くない。会社からの帰路のバス、時間にして20分弱。
    座れた時のみ読む。だからヒドいときは間隔が2週間ほど空いてしまうときもある。

    中盤の記憶がほとんどない。たかだか100年前の文章を理解できないなんて情けなくなる。

    だが、後半、急に引き込まれた。
    以降はクライマックスにかけ集中して読むことが出来た。


    その引き込まれたのが次の文だ。
    「政治家は一大事業をしたつもりでいる。
     学者も一大事業をしたつもりでいる。
     実業家も軍人もみんな一大事業をしたつもりでいる。
     したつもりでいるがそれは自分のつもりである。
     明治四十年の天地に首を突き込んでいるから、したつもりになるのである。
     -一弾指の間に何が出来る」

    道也先生の演説の一部である。
    100年後の今でも的を得ている。
    これはメモしておかねばと手帳に写した。

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著者プロフィール

夏目漱石(1867~1916)
小説家、評論家、英文学者、俳人。本名は夏目金之助。明治末期から大正初期にかけて活躍した。近代日本文学の頂点に立つ作家の一人。代表作は『坊っちゃん』『三四郎』『こゝろ』『明暗』など。『吾輩は猫である』は、『ホトトギス』に連載され人気を博した。その批評精神とユーモア感覚は、現代も全く古びていない。

「2021年 『大活字本 吾輩は猫である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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