どんぐり [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
4.50
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 8
レビュー : 2
  • 青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 心を打つ小品です。背景が今朝(20140810)の日経に載っていてさっそく読んでみました。

  • こんなに短い小説で涙が出そうになるとは思わなんだ。

    夫婦で植物園に行く話。
    『風立ちぬ』も以前読んだが、こちらの方が、お互いがお互いを大切に思っている様子がひしひしと伝わってくる。
    なぜ教科書に載らないのだ。すごくいい作品だと思うのだけれども。作者があんまり有名じゃないからか。「天災は忘れた頃にやってくる」という名言は有名なのに!

    「こいもこいも(中略)みんな大きなどんぐり」という子どもの台詞が愛おしい。
    15分くらいで読めそうな短編なので、ぜひ。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

寺田寅彦

一八七八(明治十一)年、東京に生まれる。物理学者、随筆家。父は高知県の士族出身。五高在校中、夏目漱石の知遇を得る。一九〇三(明治三十六)年、東京大学物理学科卒業。東大助教授を経て、東大教授。地震研究所、航空研究所、理化学研究所などにも籍をおいた。科学者の視点から、日常身辺の現象をとらえた独特の随筆を多く書いた。筆名に吉村冬彦など。一九三五(昭和十)年、没。主な作品に『冬彦集』『藪柑子集』『柿の種』『橡の実』など。『新編 寺田寅彦全集』全三十巻(岩波書店)が刊行されている。

「2020年 『漱石先生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

寺田寅彦の作品

どんぐりを本棚に登録しているひと

ツイートする